超簡単!フライパンや鍋にこびりついたニオイをとる方法
毎日のお料理に欠かせないフライパンや鍋。最近では、そのまま食卓に出せておしゃれなスキレットなども人気ですよね。
しかし、パンケーキなどをおやつに焼いた時に、ふと漂う不穏なニオイ……。フライパンについていた魚や炒め物のニオイがバッチリパンケーキについてしまった!なんて経験はありませんか?
せっかくのお料理やスイーツに、フライパンにこびりついていたニオイがついてしまっては美味しさも半減です。今回は、フライパンや鍋についてしまったニオイの取り方を紹介します。
Contents
フライパンや鍋のニオイの原因は?
一度ついてしまうと、ただ洗剤で洗っただけでは、なかなかとることが難しいフライパンや鍋のニオイ。その原因は一体何なのでしょうか?
1: 魚や肉のニオイ
もっとも強烈にニオイを残す食品といえば、やはり魚や肉ではないでしょうか?特に青魚を塩焼きした際のニオイはなかなかとれないものです。
秋には季節の味覚であるサンマが食卓に登場する機会が多いですが、しっかりとニオイをとっておかないと焼くたびに重ねてニオイがこびりついてしまうことも!
2: カレーなどのお料理のニオイ
普段作っているお料理のニオイがフライパンや鍋についてしまう、というのもよくあることです。中でもカレーのようなニオイの強いお料理は要注意!油分も多いため、しっかり洗わないと、鍋の表面に残りがちに。
カレーを作った鍋を洗う際は、ぬるま湯などを張っておくと汚れが落としやすくなりますよ。
3: 古い油のニオイ
フライパンの表面に残った油も、嫌なニオイを放ってしまうことがあります。炒め物などをした際、洗ってもなんとなく油が残っているのに、「まぁすぐ使うしいいか……」なんて放っておいてしまうと、油が酸化してしまい、いわゆる“古い油っぽいニオイ”を漂わせてしまいます。
こちらも、洗う前にぬるま湯などで油を浮かせておくことでスッキリ汚れを落とすことができますので、試してみてくださいね。
4: 雑菌のニオイ
食事の後、「明日でいいや……」なんて、使ったフライパンや鍋をそのままシンクに放置していませんか?実はこの行動は、雑菌を繁殖させてしまう原因になり、洗ったにも関わらずなんだか嫌なニオイが残ってしまいます。
また、洗った後、水分を飛ばさずに放置しておくことも、雑菌を繁殖させる原因に!洗ったら、一度火にかけ、しっかりと水分を飛ばしておきましょう。
フライパンに残ったニオイをとるには?
それでは、実際にフライパンや鍋にこびりついてしまったニオイをとるにはどうしたらいいのでしょうか?今回は、できるだけエコにニオイがとれる方法を紹介します。
1: 茶殻やコーヒーかすを利用
消臭に関して抜群の効果を発揮してくれる茶殻やコーヒーかす。置いておくだけで冷蔵庫の中のニオイがとれるなど、ブレイクタイムの後に再利用している人も多いのではないでしょうか?
この茶殻やコーヒーかすは、フライパン・鍋のニオイ消しにも有効!
茶殻やコーヒーかすをフライパンや鍋に入れ、水を張り2〜3分沸騰させます。十分に冷ました後、水で流し、火にかけてしっかりと水分を飛ばしましょう。こうすることで、魚などの強いニオイもスッキリです。
2: お料理のニオイにはアルコール
油分を含んだカレーやシチューのニオイ、なかなかとれませんよね。
そんな時は、しっかりフライパンや鍋を洗った後、内側をアルコールを含ませたキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。こうすると、汚れだけでなく、強いお料理のニオイまでしっかりととってくれます。
揮発性は高いですが、可燃性ですので、しっかりと乾くまではすぐに火にかけないように気をつけてくださいね。
3: お米のとぎ汁
お米をといだ際のとぎ汁をフライパンや鍋に入れ、少しつけおきしておきます。その後に通常通り洗剤で洗うだけで、スッキリとニオイを落としてくれます。
特別なものを使わなくてもしっかりと消臭できるのが嬉しいですね。
4: すぐに洗えない!そんな時はお酢と塩を使う
使った後にすぐに洗うことでニオイを予防できるとわかっていても、タイミング的にどうしてもフライパンや鍋を洗えない!そんな時は、お酢や塩を利用しましょう。
フライパンや鍋にぬるま湯を張り、そこにお酢か塩を大さじ1程度入れておきましょう。こうすることで、多少なりニオイの原因となる雑菌の繁殖を防いでくれますよ。
ニオイ移りにげんなりはもうおしまい!
せっかく美味しいお料理を作っても、フライパンやお鍋からニオイが移ってしまっては味も落ちてしまいます。
フライパンや鍋の気になるニオイ、まずは使用後にしっかりとすぐに洗うこと。それでもニオイが気になる場合は、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね!
監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
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