つらいイヤイヤ期……笑いに変えたエピソード3選
『魔の2歳児』という言葉があります。いわゆる『イヤイヤ期』のことですね。
実は我が家にも2歳児がいます。
何をするにも自己主張が激しくて、思い通りにいかないと泣き叫んだり、暴れたり……。こちらが『イヤ!』と言ってしまいたくなる時もありますね。
でも、そんなつらい時期を笑いに変えて乗り越えてみませんか?
今回は我が家の2歳児の『イヤイヤ』エピソードを3つ紹介します!
Contents
どうしてイヤイヤ期はおとずれるの?
ところで、どうしてイヤイヤ期はおとずれるのでしょうか。
イヤイヤ期は正式には『第一次反抗期』と呼ばれるもので、1~3歳の幼児におとずれる『成長の一過程』なのです。
今まではお母さんやお父さんになんでもしてもらっていた赤ちゃんの時期を過ぎ、自我が芽生え、自立心が生まれてきます。
『なんでも自分でしたい!でもできない!どうしてできないの!?手伝わないで!イヤ~!』
こうした葛藤の中、まだ自分の気持ちをうまく言葉で表現・伝えることができないお子さんは、泣いたり怒ったりすることで、どうにかして相手(親御さん)に伝えようともがくのです。
……こう考えると、我が子の行動が少しかわいく思えてきますね。
イヤイヤを笑いに変えたエピソード【1】矛盾
とにかく何でも『イヤイヤ』。
お風呂に入るのは『イヤ』。当然服を脱がせるのも『イヤ』。でも、放っておくと自分から湯船に入っていたり……その様子を見られるのも『イヤ』。
……うん、なんだか文字にすると可笑しくなってきますね。
なんだかんだ言っても、結局は自分からお風呂に入ります。
そして、『お風呂から出ようか』と声をかけるとそれも『イヤ』。
なんだ、お風呂が嫌なわけではないのか……。
急いでいるときにこれをされると、親としては『勘弁してくれ』となるのですが、余裕のある時にはこうして我が子の『人間観察』をしてみると、矛盾だらけで笑えてきてしまいます。
イヤイヤを笑いに変えたエピソード【2】異星人語
まだ言葉がうまく話せない2歳児。
ある日、イヤイヤ期特有の癇癪を起してしまいました。……が、泣き叫んでいる言葉がよくわからないのです。
『○×▽▲□!!』と子供は一生懸命叫びますが、正直言って親には意味がさっぱり伝わってこない。
そこで、聞いた言葉をそのまま『○×▽▲□なの?』とオウム返しにしてみたところ……『うん』と納得したように泣き叫ぶのをやめてしまいました。
結局、何が『イヤイヤ』の原因だったのか未だにわからず終い。シュールです。
イヤイヤを笑いに変えたエピソード【3】謎のセンス
自我が芽生えてくると、着る服も自分で選ばないと気が済まなくなりますよね。
でも……様子を見ていると、そのセンスに絶句。
上はボーダーシャツ、下はチェックのズボンとか、上下真っ赤の全身タイツコーデとか……。
このくらいの年齢だと、派手めな色合いが好きなのでしょうか?それともうちだけ?
実際に着せてみると、笑えます。
もちろん、着替えの手伝いも『イヤイヤ』なので時間がかかりますが。
『イヤイヤ』はいつか終わる
こうして書いてきましたが、『イヤイヤ期』には必ず終わりが来ます。それは子育て人生の中で、ほんのわずかな期間でしかありません。
我が家には現在2歳の息子と、その上に小学生の兄が二人いるのですが、兄たちのイヤイヤ期がどうだったのか、今はあまり思い出せません。
いろいろと苦労した思い出はあるのですが、具体的に何が大変だったのか、よく覚えていないのです。
今思えば、こうしてエピソードを文字に起こすような余裕はなかったのでしょう。3人目にして、ようやく子育てに対して『開き直り』ができるようになったのだと思います。
今現在、我が子の『イヤイヤ』に参っている、つらい思いをしている親御さんへ伝えたいことは、『頑張り過ぎないで』ということです。
『イヤイヤ』は子供が順調に成長している証です。これがあるから、将来、自分の気持ちをコントロールできる人間に育つのです。
あんまりイヤイヤされると、自分を否定されているような気分に陥ることもあるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
ゆったりとした気持ちで、我が子の成長を見守ってあげましょう。
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