家事のストレスを抱えるあなたへ!共働きの妻が夫に感謝のエピソード
共働きでも、家事は女性の仕事という意識がまだまだ強い日本。
家事をしない夫への不満はたびたび紹介されていますね。
そんな中、若い世代では夫やも家事や育児への参加率が増えてきています。
へとへとの妻が、夫に感謝を感じたエピソードを紹介します。
■掃除機がけはしない!
夫は、家事がまったくダメというHさん。
Hさん自身もフルタイムで働いていますが、家事はほとんどひとりでこなしていました。
夫は子供ができてからは、なるべく子育てには協力してくれますが、なかなか母親の代わりは務まらないことも多く、Hさんには時間のゆとりが全くありませんでした。
そんな状況で、子供と向き合う時間が取れないことをストレスに感じるようになっていったというHさん。
そんなとき、夫がお掃除ロボットを買ってきてくれたのです。
Hさんも一度は試してみたいと思っていましたが、コスト面からなかなか欲しいと言い出せずにいたのです。
「相談したら、そんなの贅沢だよと言うんじゃないかと思って、黙って買ってきた」という夫。
自分のことをちゃんと見ていてくれたんだなぁとHさんは感激したそうです。
夫いわく、「家事は任せられるものに任せてもよいのではないか?掃除機がけはもうしないと決めたら、ゆとりができるし」。
掃除機がけから解放されたHさん。
いつもキレイな床で、子供たちにも安心です。
家事が苦手な夫でも、相手を気遣えばこそ、こんな発想が出てくるのですね。
■家事は任せろ!
共働きだからと、家事は夫婦で分担すると結婚当初から決めていた、A夫妻。
生活していくうちに、夫は妻の家事の仕方に不満が出てきたと言います。
もともと、几帳面な性格の夫は、のんびりマイペースの妻のやり方に苛立ちを覚えるようになりました。
そんなとき、夫が思ったのは「初めから、妻に家事をしてもらおうと思って結婚した訳ではない」ということ。妻が家事が苦手なのなら、自分が家事の主導権を握ってしまおうと考えたのです。
そんな風に割りきることで、イライラがなくなった夫。
掃除から料理まで、ほとんどを夫が担当していて、妻はそれを手伝うというスタンスです。
夫は、自分のペースで家事ができますし、掃除も料理も始めたら、極めてみたくなり、楽しんでやれるようになりました。
妻は主に、子供の保育園の送り迎えやゴミ出しなど、時間が決められていることを担当しています。
妻は苦手な家事から解放されることで、ストレスが軽減されました。
ストレスを軽減してくれた夫には本当に感謝をしていると言います。
妻は、友人にも自慢の夫だと褒めることもしばしばで、夫婦仲は円満です。
お互いにストレスをなるべく感じない、程よい分担ができていると感じるとのこと。
家事は女性の仕事という固定概念を払拭したことによって、得られた結果ですよね。
夫婦間での程よいバランスを模索してみてはどうでしょうか?
■育児は任せろ!
家事が苦手な男性がまだまだ多いのも事実です。
では、育児はどうでしょうか?
育児は、妻にとっても初めての経験のはず……で、あれば、夫にだってやれない訳はありません。
家事はできないけど、育児なら……と奮闘してくれる夫も妻にとってはとてもありがたいものです。
Sさん夫妻は、そんな夫が育児担当の夫婦です。
夫は共働きだから、家事も分担をと思っていましたが、なかなか妻のように手際よくこなすことができず、それならば、育児を一手に引き受けようと考えたのです。
保育園の送り迎えや食事の世話、予防接種のスケジューリングまで夫が担当しています。
始めは寝かしつけは母親でなければできませんでしたが、少しずつ慣れてきて、今では寝かしつけも父親がするのが当たり前です。
家事をしている途中で子供の事で手を止めることって多いですよね?
夫が育児をやってくれるようになってから、Sさんは、家事を中断することが少なくなり、結果として、効率が上がったと言います。
家事が早く終われば、家族団欒の時間も持てるので、家族みんなで楽しむ時間が増えました。
育児は意外と力がいるものです。ですから、夫が積極的にやってくれることで妻は体力的にも助かるのです。
今は【イクメン】がもてはやされる時代です。
育児においても、男女の垣根は超えていきましょう。
■家事代行を提案
家事は夫婦で分担していたTさん夫妻。
妻もフルタイムで働いていて、仕事もとても充実していました。
家事分担は当然のことと思っていてのですが、実際やってみると、歯車の噛み合わないことがチラホラと……
そのことが原因で夫婦仲がぎすぎすしていったと言います。
夕食の準備担当の日に、突然の残業があったり、普段の掃除がまったくできずに休日は家事に追われるハメになったりと、家事が思い通りにできないことで、二人ともストレスを抱え込んでいました。
そんなとき、夫が考えたのは家事代行を頼むという方法です。
妻は責任感が強く、家事も完璧にこなしたいタイプです。
でも、このままではいけないと思い、自分たちでするのが難しいのならと、思い切って、家事代行の提案をしたのです。
この提案に妻は胸をホッと撫で下ろしたと言います。
「家事は自分でやらなきゃいけないという意識があったんです。でも、夫からの提案を聞いて、そうか、人に頼んでもいいんだ!」と救われた気持ちだったそうです。
問題はコストでしたが、家事代行サービスも多種多様にあり、自分たちの予算に合うところを見つけることができました。
せっかくの休日を家事で追われてしまうのは、もったいないですよね。
家事をアウトソーシングすることで、ストレス解消の時間をまかなえるようになります。
女性が自分から家事代行を利用するのは、気が引けるという人も多いものです。
ぜひ、夫から家事代行の提案をしてあげてください。
■夫婦で朝型シフト
共働き家庭の悩みは、とにかく時間がない!ということ。
仕事から帰って、少ない時間で家事に追われる毎日に嫌気がさしてくるというもの。
仕事の疲れもあって、家事は思うようにはかどらないこともしばしばですよね。
そんなときにおススメなのが朝型へのシフト生活です。
疲れている夜は効率が悪いですから、夜は早めに寝て、早起きで時間を確保するという方法です。
疲れている夜にダラダラと家事をやるのは時間の無駄になります。
逆に、朝は時間も限られますから、集中力もアップし、効率的に仕事がこなせる傾向にあります。
早起きがいいとはわかっても、実践するのは、なかなか難しいのが現実ですよね。
ですので、夫婦揃って、朝型シフトにすることで成功率がアップします。
夫婦揃って朝型シフトにしたM夫妻。
共働きゆえに、帰ってからの家事の多さに疲れきっていました。
家事分担はしているものの、どうしても妻への負担が大きく、就寝時間も遅くなってしまうのが悩みでした。
そんなとき、妻は、朝型シフトの方が効率がよいと聞き、早速実践してみることにしたのです。
朝型に切り替えると、確かに、家事の効率がよく、体力的にも負担が軽減されたように感じたのです。
ところが、もともと早起きは苦手だった妻は、朝、起きられない日が出てきたのです。
起きようと思っても、隣で眠っいる夫を見ると、「もう少しだけ・・・・・・」と、睡魔に負けてしまうことも。
そこで、夫は自分も朝型シフトを実践することにしました。
夫婦揃って、早寝早起きを実践することで、妻も早起きが苦痛ではなくなりました。
規則正しい生活も送れるし、生活の中でのイライラが減ったと言います。
妻は、生活のリズムを合わせてくれた夫にとても感謝しています。
■まとめ
いかがでしたか?
このような体験をしたという方も、うらやましいと感じた方もおられることでしょう。
共働きでも、家事をうまくこなし、夫婦円満でいるためには、「お互いに感謝の気持ちを忘れない」、これがポイントと言えそうですね。
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