いざ大型連休!赤ちゃん連れの旅行はいつからOK?注意点は?
独身や夫婦だけの頃は、好きな時に気兼ねすることなく旅行へ出かけていたというパパママは多いでしょう。しかし、子育てが始まると、思い立ったらすぐに旅行へ出発とはなかなかいかないものです。
でも、赤ちゃん連れの旅行に必要な『いくつかのポイント』さえ押さえれば大丈夫。旅行を我慢したり諦めたりする必要はありません。大型連休は始まったばかり。赤ちゃん連れの旅行の注意点をまとめてみました。
赤ちゃんとの旅行はいつから?
「何ヵ月からOKです」と明確に言うのは難しく、「赤ちゃんの個人差とご家庭の考え方次第です」という無難な回答になってしまうのが正直なところです。
里帰り出産から自宅へ戻るために生後数週間で新幹線や飛行機デビューというような人もいる一方、どうしても人混みに出るのが心配で……という方もいるでしょう。ご家庭によって、公共交通機関を使っての外出時期には差がありますよね。
ちなみに筆者は、1人目の時は生後6ヵ月で温泉旅館へ。2人目の時は、生後2ヵ月にして避暑地へ旅行に行きました。今考えると、首が座って体幹がぐらつかなかったというのが判断のポイントに。1人目は経験がなかったので慎重になっていましたが、2人目の2ヵ月という時期は早めかもしれないですね!とても大きく生まれた子だったので、2ヵ月にしてかなり体格がしっかりしていたんです(笑)。
どんな移動方法がいい?
選ぶ乗り物によって、気を付けたいポイントがあります。
自動車
プライベート空間であり、たとえぐずっても、他の乗客がいないのでママもパパも気が楽というのが自動車のメリットですよね。赤ちゃんの様子に合わせて自由に休憩を入れられるのも安心です。
しかし、車酔いや陽射しの当たり具合には注意を払いたいところ。暑さや乾燥による脱水症状に気を付けましょう。
列車・新幹線
駅の階段や乗り降りなど、こまめな移動が多いので抱っこひもが便利でしょう。
また、長時間にわたって乗車する場合は授乳が必要になるので、授乳用のケープがあると安心。新幹線の場合は、授乳室としても使える多目的室が1ヵ所あるので、そこに近い車両の席を予約すると便利です。多目的室は身体が不自由な方以外は事前予約ができないので、利用の際に車掌さんに申し出るのが一般的です。
飛行機
国内線は生後8日から搭乗可能。各社とも、赤ちゃん用のオムツや離乳食、ベビーベッドなどパパママをサポートするためのグッズを取り揃えているので、事前に確認して、必要でしたら予約しておくと安心です。
持っていくもの
オムツやおしりふき、哺乳瓶などの持ち物は普段のお出かけの延長上で考えてOK。そこに加えて、以下を持っていくと便利です。
- 母子手帳、健康保険証 …… 慣れない旅先で体調を崩すことも考慮して持参すると安心。
- バスタオル …… 寒い時のおくるみ代わりや旅先でのシーツ代わりなど、様々な用途に使えて便利です。
- ビニール袋やレジ袋 …… ゴミ袋として洗濯物入れとして、また物の仕分けにも使えるなどの万能性が魅力。軽くてかさばりませんし、多めに持っていくのがオススメ。
重要!宿選び
せっかくの旅行ですから、リラックス&リフレッシュしたいですよね。そのためには、宿選びが重要です。気にしたいポイントはこちら。
- 食事の場所 …… 部屋食ですと、他のお客様に気を遣わなくていいので赤ちゃん連れにはオススメ。赤ちゃんを傍らに寝かせたまま、大人はゆっくりと食事ができたりとメリットが多いです。
- お風呂 …… 貸し切れる家族風呂があれば、気兼ねなくお風呂を楽しめます。しかし、温泉などでは、オムツが取れていない赤ちゃんの入浴を禁止にしていることも多いので事前に必ず確認を!
- バリアフリー …… 段差がある部屋や花瓶など壊しやすい装飾品があるなど、赤ちゃんにとっては危険な場合もあります。こちらも事前に間取りや設備を確認しておくと安心でしょう。
最近は旅行や旅館の予約サイトでも、赤ちゃんOKの宿を検索することができます。ベビーグッズの設置や貸し出し、サポートなどを明記している宿やホテルもありますので、そちらの情報を参考にするといいですね。
赤ちゃんの変化にはいつも以上に気を遣って、安全な旅行を
日常から離れられることが旅行の魅力ですが、その分、赤ちゃんにとっては慣れないことの連続です。いつも以上に、赤ちゃんの体調や様子に気を遣って安全な旅を楽しんでくださいね!
photo/PIXTA
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