2019.07.03

共働きなのに家事を放棄！ダメ夫のタイプ別・論破するフレーズ～前編～

最近は夫婦共働きという家庭がスタンダードになってきました。共働きの場合、家事は半々とまではいかなくても、分担したり協力するべきだと思いませんか？

それなのに「家事は女の仕事でしょ」と言わんばかりに一切の家事を放棄するダメ夫がいるらしいと聞き、リサーチしてみると出るわ出るわ……。今回は私の周りで発見したダメ夫が発した衝撃の主張をご紹介します。

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困ったダメ旦那の主張

困ったダメ旦那の主張

少し前までなら、「男は外で仕事をしているのだから、家事や育児はしない！」なんて人も多かったかもしれません。でも今は、男女問わず協力して生活する時代。それなのに家事や育児すべてに全く関知しない、困ったダメ夫を３パターンお見せしましょう。

Ｎさんの場合：

「給料が多い分を家事で補ってほしい」と言い放つ夫と暮らす新婚のＮさん。Ｎさんも仕事をしていますが、週休２日で残業がない仕事なのでほとんどの家事はひとりでこなしていました。しかし、子どもを望むNさんは、これからの妊娠・出産に備えて、今から少しずつでも家事を分担したいと夫に相談をしたそうです。

すると夫は、自分の給料とＮさんの給料を比べ、Nさんの方が安いと断言。Nさんは仕事と家事の両方をこなすことでバランスがとれているから、「僕が家事をするのは割に合わない」と一蹴。子育てに関しても、「僕も手伝うけど、母親であるNさんがメインでやるべきだと思う」と主張。

子どもができたら今と同じようには働けないし、家事も育児も全部私がやるってこと？と、今後どうすればいいのか悩むと同時に、収入差を引き合いに出し、家事を全て押し付けた夫に対して何とも言えない感情を抱いたそう。しかも子育てを「手伝う」と言う夫との子どもが本当に欲しいのか？今も迷っていると言います。夫婦として助け合い、苦楽を共にしようと覚悟したのは彼女だけだったのでしょうか……。

Ｓさんの場合

基本的に嫌なことから逃げるタイプの夫を持つＳさん。問題が起きても話し合いが難しいとこぼしていました。３歳の子どもを幼稚園に通わせつつパートに出ていますが、現在は第二子を妊娠中で体調が悪く、家事がままならないこともしばしば。仕事から帰ってきた夫は、体調を心配することもなく、夕食の用意がないなら飲みに行ってくるとひとりで出かけてしまうそうです。

家事の分担は面倒だから嫌。育児は、子どもがママ、ママと言うから嫌。「子どもを見ていて」と頼むと、スマホでゲームをしながらそばにいるだけ。何をお願いしても、「働いて疲れているのになぜやらなければいけないの？」というスタンスだったそう。

結局、家事をしながら育児を全てＳさんが担うことに。なんだかお願いするのもストレスだし、子どもを任せてもスマホのほうに集中していて危険なので頼れない。Ｓさんは、今は子どもが小さいのでこのままの状態をキープするけれど、いずれ子どもが巣立ってふたりっきりになったら、「一緒に暮らす意味って何だろう？」と意味を見出せないのではないかと思っています。

Ｈさんの場合

夫が平日は深夜帰宅が多いので、お願いしている家事と言えばゴミ捨て程度。現在、家事は基本的にＨさんがこなしていますが、結婚当初は「手が空いている方がやろう」と約束していたそうです。夫は休日や早く帰宅できた時など、気が向けば洗濯や料理などの家事を率先してやってくれます。しかし、洗濯は干したら干しっぱなし、料理は作って食べたらおしまいで、後片付けや残りの作業はＨさんが黙ってやっていました。男性の家事ってそんなもの。やろうという気持ちだけで十分。と思っていました。

ところがある時、義母に「あんまり男の人に家のことをさせたらダメよ。私が嫁いできた頃は……」と言われました。ふと夫を見ると、うんうんと頷き、義母から「仕事も家事もしてえらいわね～」と褒められて満足気。義母が帰ってから夫を問いただすと「家事を（たまにだけど）しているのは本当なんだから褒められたっていいだろう？母さんもえらいねって言ってたし、いい息子だって思わせるのも親孝行じゃない？」と得意になっているのでした。

「ちょっと手伝っただけなのに、偉そうに！本当は後始末の方が大変なんだよ！」と言っても伝わらないだろうなぁ。この年になっても母親に褒められたくて家事への貢献を声高に主張する夫に、愛情ゲージがどんどん下がっていくＨさん。愛情がゼロになる前に夫が気付いてくれたらいいのですが……。