プレママは参考にしよう!赤ちゃんが産まれた後の家事の工夫方法
出産前はあまり想像がつかないかもしれませんが、赤ちゃんとの生活はこれまでと大きく変わります。
共働きで仕事を続ける予定のママは、楽しみと不安が入り混じるでしょう。
しかし、上手に工夫すれば無理なく、家事も育児もできるはずですので、出産後の変更点と工夫点をご紹介します。
【家事の変更点】
筆者は出産後初めて知りましたが【赤ちゃん=いつも眠っている】なんて事は、珍しいケースです。
正確に言うと【赤ちゃん=おっぱいやミルクを飲んで眠るけど、布団に寝かせると泣いて起きる】ケースが多いです。
つまり、赤ちゃんが寝ている間に家事をするのではなく、極力赤ちゃんを泣かせように、家事をする方が圧倒的に多いと言えるでしょう。
ここでは、赤ちゃんが産まれてから変更の必要がある事をご紹介します。
1.赤ちゃんが泣いていたら駆けつける
前述したように赤ちゃんは、眠ったと思って布団に寝かせても、5~10分程度で泣いて起きてしまう事はよくあります。
そして泣き出すと、抱っこするまでずっと泣き続けるので、ある程度の所で家事を切り上げて抱っこしてあげなければならないでしょう。
赤ちゃんが小さいうちは、この一連の流れが1日中続くと覚悟しておいた方が良いかもしれません。
泣いて、スグに駆けつけなければいけないという事はありませんが、ママとしてはできるだけ早く泣き止ませてあげたいですよね。
対策としては、どのような家事をしていても、1つの家事を5~10分で切り上げられるように、区切りながら家事をすると良いですね。
因みに筆者は、野菜を切って子どもを抱き、お味噌汁を作ってミルクを飲ませ、サラダを作って……と、とってもこま切れで料理を作っていました(笑)
2.手が離せない
1番でもあったように、赤ちゃんが特に小さいうちは、泣いたら駆けつけて泣き止ませて……という動作を、繰り返す必要があります。
これももちろん手が離せないのですが、もう少し大きくなってくると今度は【抱っこして攻撃】が始まります。
赤ちゃんはママの抱っこが大好きですので、いくら共働きママが忙しく家事をしていても関係ありません。
こうなってしまうと、ママは片手で抱っこしながら家事をしなければいけなくなってしまいます。
対策は、泣かせっぱなしにするか、おんぶや片手で抱っこしながら家事するかしかありません。片手家事の極意は後程ご紹介しますね。
3.目が離せない
特に、保育園に通い出した頃の子どもに多いのですが、ずりばいやハイハイを始める頃には、抱っこ攻撃が減る変わりに、目が離せなくなってきます。
危ない場所に向かって行ったり、触って欲しくない引出しを開けて、中身を全部引っ張り出したりするのは、日常茶飯事です。
対策法としては、危ない物は徹底的に除去しましょう。これを機に、断捨離するのも良いですね。
触って欲しくない引出しや戸棚には、赤ちゃんに開けられないようにする、ストッパー類で対応しましょう。簡易的な物であれば、100円ショップにも売っていますよ。
そして筆者のオススメは【引出しと遊んでもらう法】です!
引出し内にある、危険な物は取り除き、後は子どもの好きにさせておきます。
1人遊びできないタイプの子でも意外と、10~20分程度夢中になっている事も珍しくありませんよ。片付けする必要はありますが、引出しの整理だと思いましょう(笑)
【時短ポイント】
1.買い物は週に1度
赤ちゃんを連れた家事の中で、大変なのは買い物です。
特に仕事と保育園帰りに買い物に行くと、昼間の分甘えたがる子どもをなだめ、重い荷物も持ち、時には走り回る子どもを制止しながら……と、ちょっと考えただけでも疲れてしまいます。
こうならない為にも、買い物は週に1度だけ、仕事が休みの日に行くようにしましょう。
できれば旦那様もお休みの日に、一緒に行けると尚良いですね。
出産前には、週に2~3度買い物している人もいるかもしれませんが、出産後の段取りをイメージする為にも、週に1度のお買い物に慣れておくようにしましょう。
2.明日の事は今日やろう
「明日やろうはバカ野郎」という言葉もありますが、明日の事は今日しておくに越した事はありません。
例えば、【明日も同じ野菜を使うつもりがあるなら、一緒に切っておく】や【明日の洗濯物は今日の夜済ませておき、明日は取り込むだけ】のようにしておくと、明日の家事の心配が少しでも減ります。
この要領で、パパがお休みの日には、たくさん子どもの相手をしてもらい、一週間分の家事を少しでも減らしておくことも大切です。
こういった一石二鳥家事を癖にできると、共働きママは仕事にも生かす事ができそうですね!
3.極力物を少なくする
掃除の基本ですが、家に物が多ければ多いほどホコリが溜まるので、物は少ないに越した事はありません。
しかし、赤ちゃんがいるとそうはいかない事も多いので、工夫が必要です。
例えば、オムツや綿棒などであれば、【お世話セット】とし、1つにまとめていきましょう。
そして子どもがいて1番増える物はおもちゃですが、おもちゃも極力少なくしましょう。
おもちゃが少ないと、飽きてしまわないか不安に思うかもしれませんが、おもちゃを10個持っているのであれば、5個はクローゼットに片づけておき、5個は子どもに遊ばせ、定期的に入れ替えると新鮮で、たくさん遊んでくれるでしょう。
【必殺!片手家事】
泣いている赤ちゃんを放置し、家事する事も時には必要ですが、あまり泣かせたままだと心苦しいですよね。
そこで、片手で子どもを抱き、片手でできる家事をピックアップしました。
ただし、あまり片手家事ばかり続けていると、子どもを抱く方の腕ばかり疲労して、腱鞘炎になってしまうかもしれませんので、無理は禁物です!
1.掃除は基本、フローリングワイパー
赤ちゃんが床にいれば、掃除機をかけるのはホコリが気になりますし、せっかく寝ているのに掃除機の音で起きて欲しくないですよね。
そこで掃除機をかける代わりに、こまめにフローリングワイパーをかけるようにしましょう。
これだと赤ちゃんを抱っこしたまま、片手で掃除する事も可能です。
同じ要領で、お風呂掃除も柄のついたスポンジで浴槽掃除すれば、長い間赤ちゃんを泣かせたままにせず、掃除できて良いですね!
2.料理は極力火を使わない!
料理も油がはねるような物以外は、炒めたり煮込んだり、片手でできる事もありますが、万が一の事を考えて、なるべく料理中は片手家事を控えましょう。
しかし、どうしても片手家事せざるを得ない場合は、極力火を使わないように工夫しましょう。
電子レンジや、炊飯器を使って作るアレンジレシピのレパートリーを増やし、電気圧力鍋やスロークッカーのような、時短家電を使うと、抱っこしながらでも調理できますね。
3.洗濯物は絡ませない
筆者もよく子どもを抱っこしながら、片手で洗濯機から洗濯物を取り出しましたが、洗濯も片手で済ませられると良いですよね。
しかし、絡まっている洗濯物を片手で解いていくのは大変ですので、100円ショップで売っている【洗濯ボール】を使いましょう。
洗濯ボールは洗濯の際に洗濯漕に入れておけば、絡み防止・シワ防止になりますし、絡まっている部分は洗えていないという事なのですが、その部分もキレイにできるでしょう。
片手洗濯技は他にも、片手で干したり取り込んだりできる、ピンチハンガーを使う事でも実現できますので、賢く便利グッズを使えると良いですね。
【まとめ】
色々な時短方法や、片手で家事をする方法をご紹介しましたが、出産前から実践している人は少ないかもしれません。
しかし、子どもが産まれ、共働きで生活していくには、ある程度、工夫する必要があります。
今回ご紹介した方法で、少しでも簡単に家事と育児ができれば幸いです。
プレママの皆さんは、心と体の準備を今のうちからしておけると良いですね!
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