知らないと損する!忙しい共働き子育ての成功する教育「3つの準備」
子供のしつけ。というと、どんな言い方をはNG。こんな言葉はOKなど、言葉のキーワードがよく言われています。確かに、言葉の選択は大切です。そして、大きな効果があります。
でも、言葉の力を最大限発揮するために、欠かせない準備があることをご存知でしょうか?
今回は、共働きの忙しい生活でも可能な子供の教育の準備について解説していきたいと思います。
準備1: 「しつけ」とは何?
子供のしつけは、なぜ大切なのでしょうか。
それは、子供は幼い時から、自分の好きと嫌いが幼い時からはっきりとできていて、好きな事だけを行いたいという欲求があります。
でも、子供が成長し、人と良い関係を築いていったり、大人に成長して社会で生活をしていくには、好きな事だけでは難しくなってしまいます。
責任感や、社会性を子供に教えて、教育していくことが「子供のしつけ」です。
どんな形の家庭でも、子供の教育にNGワードを避け教えるのは効果的は方法です。
でも、言葉を避けるその前に「親と子供との信頼性」をしっかりと築くことができていないと、どんなに良い方法を使っても意味がありません。
この考え方は、共働き家族、そうではない家族、どんな家族でも共通して、子育てに欠かせないことです。
親子だから、子供は当然、親のことを信頼していると思っていませんか。
それは大きな間違いです。どんなに幼い子供も、一人の人間として考えをもっています。
そして、どんなに幼い子でも「感情が傷つく」という事があります。
だからこそ、子供にしつけをする際には「親と子供との信頼性」がとても大切になってくるのです。
あなたは、自分が信頼していない人からの助言を聞きますか?表面的には聞いているような態度をしても、心の中では「あの人はわかっていないんだよ」「何も知らないくせに」と思うのではありませんか。
それと同じことを子供も感じます。
また、自分のことを理解していない人から、辛辣な言葉を言われたらどう感じますか?
感情が傷ついたり、腹が立ったりするのではないでしょうか。子供も同じように感じるのです。
「親だから当然信頼されているはず」と考えるのは、子供に対して失礼な事ですね。
準備2 愛情を示す
子供に信頼を勝ち得るために、絶対に欠かせないことは『子供への愛情を示す事』です。
愛情を持つことと、愛情を示すことは違う事です。これも、共働き家族、そうではない家族、どんな家族でも共通して、子育てに欠かせないことです
愛情を持つことは、親の心の中で育むことで子供にも見えません。
愛情を示すことは、態度や言葉で表現することなので、子供が見ることができます。
日本人は、思ったことや感じたことを表現することが苦手な国民性ですが、親として子供からの信頼を勝ち得たいと思うのなら、恥ずかしがらずに子供へ愛情を、言葉で伝え、態度で表現をしましょう。
どんな時に愛情を示すことができるでしょうか。よくある勘違いは、誕生日や何かの記念日に盛大に祝う事で愛情を示していると考えている人がいます。でも、これだけでは子供に愛情を示すには足りません。
子供は、親の愛情を常に必要としています。
特別な日のサプライズやプレゼントよりも、毎日の日常で示される愛情の方が大切なのです。
子供が、親への愛情を感じる一番のポイントは「一緒に時間を過ごす」という事です。
自分が否定されない時間を親と一緒に過ごすことが、子供には必要であり、親への愛情を感じる時間になります。
共働きの子育て、という忙しい生活でも子供のための時間を、少しの工夫で作ることができます。
具体的にできる方法を考えてみましょう。
愛情を示す方法
【1日1度は家族で食事を一緒にする。】
食事の時に、子供の話を聴くことができます。また、父親母親もどんな1日だったかを話す事ができます。
そうすることで、子供は親子の愛情ではなく、夫婦の愛情を見ることができます。
子供の教育という面でも、一緒の食事には大きな効果があります。
一緒に食事をして、その時に会話をすることで、コミュニケーション力を身に着けることができます。また、食事のマナーを学ぶ機会にもなります。その他にも、一緒に食事をすることで子供の精神的な安定を与えることができるため、メンタルの強さを得る事もできるようになります。
共働きの生活だと、家族そろっても食事をとることには努力がいることかもしれません。
でも、子供の信頼を築くためにはとても効果的な方法ですので、ぜひ試してみてください。
【一緒に遊ぶ時間を作る】
親が子供と一緒に遊ぶことで、親への愛情を感じることができます。
流行のゲームでなくてもいいです。トランプなどいつでもできる簡単な遊びでも構いません。
その他にもDIYを一緒にする。料理を一緒に作る。絵を描くなど、子供と一緒に何かをすることを始めることができます。
一緒に時間を過ごすことで、親への信頼感や絆が生まれてきます。
でも、一緒に遊んでいる時に、親が「こうすべき」「ああしたほうが良い。」など言いすぎると、子供の意欲や独創性を抑えることになってしまうことがあります。
遊びを通して、一緒に過ごす時間と、独創性や意欲を訓練する機会と考える事もできます。
共働きのだと、休日はゆっくりしたいと思うかもしれませんが、子供と一緒に遊ぶ時間を30分だけでも良いので取れないかと考えてみることをお勧めします。
【本の読み聞かせ】
毎日、本の読み聞かせを行う事もできます。
共働き子育てという忙しい生活を送っている夫婦でも、5分~10分だけを子供のために取り分けてみるのはいかがでしょうか。
寝る前の少しの時間を読み聞かせの時間として取り分けてみることができます。
可能なら、夫婦で交互に行うならお互いの負担が少なくて済みます。
子供への本の読み聞かせは、一時期しかできない貴重な体験になります。子供にとっても思い出になりますし、親の皆様も子育てが終わった後に良い思い出として記憶に残る出来事になります。
本の読み聞かせの良いところは、親子で一緒の時間を過ごすという事もできるという事もあります。でも、教育という面でも、子供の空想力を広げたり、考えたりする機会の訓練にもなります。
準備3 いつから始める?
この準備を、いつから始めるかと悩む必要はありません。今から、今日から始めましょう。
遅すぎることも、早すぎる事もありません。準備の必要を知った今からできる事を始めましょう。
でも、遊びに関しては、年齢に合わせたものを考えてあげることができますね。
年齢に合わせた遊び: 乳児の場合
乳児は集中力がとても短いので、10分、15分など短時間に集中して遊んであげましょう。
玩具がなくても遊ぶことはできます。
同じ行動を繰り返すことを喜びますので、本のページをめくる動作を繰り返す事や、
落ちたものを拾って渡すという動作など、同じことを繰り返し行ってあげると喜ぶ子は多くいます。
年齢に合わせた遊び: 幼児~児童の場合
この年齢になると、子供は自分の好みが出てきます。なので、その子が今興味を持っていることを一緒に行ってあげることができます。
読み聞かせに関しても、子供が興味を持つジャンルの本を選んであげることができます。
読み聞かせの時の注意点としては、読むときに一語一語、正確にはっきりと発音して読んであげることができます。
この年齢の子供は、文字を通して話を理解するのではなくて、親の発した言葉で話を理解します。そして、読み聞かせを通して話し方を学んでいきます。
綺麗な日本語を身に着けてほしいと思うのなら、読むときの読み方を気をつけてあげましょう。
【終わりに】
信頼を築くまで、子供の教育は出来ないとは思わないでください。
子供を教育することは、今まで行っていたように、これからも行う必要があります。でも、それと同時に信頼を築くことを始める必要もあります。
教えることと、信頼を築くことは両立することができます。そして、両方行い続けていく必要があります。
子供の教育が、上手くできていないと感じても、愛情を示しつつ諦めないで教え続けましょう。
苗木は、適切な栄養と水が与えられると成長し、立派な樹になります。でも、苗木が急激に立派な樹になることはありませんね。
徐々に、気づかないくらいの成長かもしれませんが、ふとした時に大きく成長していることを感じるかもしれません。
同じように子育の教育の効果も、急激に成果が出るものではないかもしれません。でも徐々に、そして確実に子供の内面を大きく成長させるものになっています。
でも、親があきらめてしまったら、子供の成長も止まってしまいます。
なので、愛情を示しつつ教えることを、諦めないで行い続けていきましょう。成長を見られるときは、必ずやってきます。
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