知らないと怖〜い!雨の日の交通事故を防ぐために知っておくべきこと
子どもが小さいうちは、できれば雨の日は出かけたくないですよね。でも保育園の送り迎えなど、どうしても出かけなければならない用事もあります。雨の日の交通事故を防ぐため知っておきたいことをまとめてみました。
Contents
雨の日は危険! 交通事故が増加する
まず知っておいていただきたいのは、雨の日は交通事故が多いという事実。晴れの日よりも交通事故の発生率が5倍も高いというデータがあります。
歩行者は傘のせいで視界が狭くなりますし、車を発見するのが遅れることがあります。
車を運転していてもブレーキが効きにくくなるなど、晴れの人は違った危険があります。
雨の日は交通事故が増えるという事実を肝に銘じて、ふだんよりも特に安全に気をつけるよう心がけましょう。
雨の中歩くときは角ごとに立ち止まって危険のチェックを
傘をさしていると前がよく見えません。小雨程度ならレインコートだけで充分です。
大人が一人で歩くときも雨の日は視界が悪く「危ないなあ」と思うこともありますよね。
子どもと歩いているときは、面倒でも角ごとに立ち止まって、車などが来ないか、危険がないかどうか確認しながら歩きましょう。
子どもに傘を持たせる場合は、透明な部分のある傘のほうがいいでしょう。
どうしても自転車に乗る場合はレインコートorポンチョで
仕方がないこともあると思いますが、雨の日に子どもを乗せて自転車に乗るのは、とても危険な行為です。おすすめしません。
どうしても自転車で出かけなければならない場合、傘を差しての運転はNG。2015年6月から改正道路交通法が施行され、傘差し運転は「危険行為」として摘発されるようになりました。
傘をさすのはとてもバランスが悪くなります。自分がさすのも危険ですし、子どもに傘をさすささせることも絶対にしてはいけません。
雨よけは子ども乗せシートには専用のレインカバーがおすすめ。使っている自転車にあったものを選びましょう。
レインコートかレインポンチョは自転車用のものがおすすめです。
サイズが合っていないと雨が入ってくるだけでなく、バタバタして危険です。
自転車に巻き込んで転倒するなどの事故も起きています。また足元には足カバーをつけると、濡れにくくなるようです。
全て新調すると案外高価な出費になることがあります。「計算してみたらバス代の方が安かった」どういうお母さんもいます。本当に自転車で出かける必要があるかどうか、考えてみてくださいね。
子どもを車に乗せるときは、きちんとシートを使用して
視界が悪い、滑りやすいなど、雨の日の運転は危険がいっぱい。ふだんは乗らないけれど雨の日だけは車で送り迎えといった場合は特に運転に気をつけましょう。
送り迎えなど短時間でも、子どもは必ずチャイルドシートかベビーシートが必要です。嫌がったりぐずったりするから……とたまに使わない方もいますが、子どもの命を大切に考えているならば、つけさせましょう。
(ライター・曽田照子)
子育てNGワードの専門家。著書に『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング『子どもに言ってはいけない55の言葉 (マミーズブック)』メイツ出版等多数。
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