子ども関係のトラブル!うっかり言うとこじれるNGワードにご注意を

子ども関係のトラブル!うっかり言うとこじれるNGワードにご注意を
子ども同士のけんかやいざこざなどのトラブル、よくありますよね。起きてしまったトラブルを余計にこじらせてしまったり、子どもの心理やその後のママ友関係に影響してしまったりするNGワードをご紹介します。

1(自分の子だけに)「かわいそうね~」

子ども同士でおもちゃの取り合いになったあと、両方の子どもが泣いているのに自分の子どもだけを慰めたり「かわいそうね」と言ったりしてはいないでしょうか。
自分の子どもがかわいいのはわかります。でも子ども同士の物の取り合いなどはよくあることです。自分の子どもだけは悪くないという態度はいかがでしょうか。子ども自身も「自分は悪くないんだ」と反省のない人間に育ってしまいかねません

2「●●ちゃんだって悪いところがあるのにね」

上記と少し似ていますが、自分の子が悪い場合に「相手にも非があった」と騒ぎ立てるのはちょっと……、と思います。
トラブルは必ず両者に原因があると思ってのぞんだ方がいいのですが、その場合「相手に非があった」という相手ありきの態度ではなく「こちらにも非があった」とこちらの責任をより強調した方がいいのです。
子どもは自分に都合の悪いことは親にも言いません。たとえ2、3才の子どもでも「自分の事はよく見せたい。自分を悪者にしたくない」という心理で、都合の悪いことは黙っていることがあるのを心にとめておきましょう。

3「子ども同士のことに親が出てくるなんて」

子ども同士がトラブルになった際に親が出て行くのはいかがなものか、という考えの方もいらっしゃいますが、相手の親にしてみれば、親が出て行かざるを得ないほど大きなトラブルなのでしょう。何がどうしてトラブルになったのか、知らないと気がすまないのかもしれません。
いずれにせよ、相手の行動を批判するとトラブルはより大きくなっていきます。

4「どうせあんたが悪いんだから、謝りなさい」

その場を納めるために、事情をよく聞かずに「自分の子どもが悪い」と頭から決め込んで、無理やり謝罪させるのはNGです。
「どうせあなたが悪いんだから」と決めつけられて育った子どもは「どうせ自分の言い分は聞いてもらえない」と思い込んでしまいます。
自分の子どもに非があるときは謝罪させなければなりませんが、なぜ、何が悪くて謝罪しているのかを理解していないと「悪いことをしても謝ればそれで済む」と誤解したまま大きくなってしまいます。

5「弁償すればいいんでしょ」

ものを壊したりケガをさせたとき、即座に「ごめんなさい」と謝罪をしなければなりません。弁償の話は謝罪が受け入れられてからです。
すぐに財布を出して「お金を出せばいいんでしょ」と言わんばかりの態度は、相手を見下す行為です。
そんな親の姿を見た子どもは「人を傷つけたらお金をはらえばいいんだ」と考えてしまいます。さらに「お金を払うのだったらは何をしてもいい」という間違った意識を持ってしまいかねません。

いかがでしょうか。子どもはときに、さまざまなトラブルをおこします。その後、雨降って地固まるとなるか、人間関係の泥沼に落ち込んでしまうかは、対応の仕方で変わってくるのかもしれませんね。

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