うちの子だけなんで?できない焦りと不安を比べないコツ4選
海外で暮らしていると、特にハワイでは移民が多い島ですのでいろんな人種の中で暮らしています。公園にいった時、楽しそうに遊んでいるお子さん、物ばかりを奪う我が子、買い物に行ったとき、泣いている我が子、カートに座って買い物を楽しんでいるお子さん いろんな場面で、比べるつもりはなくても、比べてしまう。
それは、自分たちも子どもの頃にそのように比べている気持ちが残っているのかと思ってしまうほど、親の精神状態を見透かしたかのように、起きています。
でも、比べる対象は他人のお子さんではありません。
実例を見ながら4つのポイントをおさらいしていきましょう。
また、比べそうになったとき、『どうしてあなたはそうなのよ!』と言ってしまう前に、思い出して下さいね。
■1.出来ないことに目を向けない
親としては、どうして出来ないのかしら。あのお子さんは、あんなに出来ているのに。とついつい『出来ていないこと』のマイナスのことに、目を向けてしまいがちですが、目をむけるところは、『今、出来ていること』です。ひとつでも出来ていることが増えていけばいい。
出来ていることに、加点式でみていくことがコツです。
■2.比べるのは昨日の我が子
例えば、トイレットトレーニングといわれる、いわゆる排泄のこと
あのお子さんはもうおむつしていないのに、うちの子はどうして。と思いがちになることも。ただ膀胱の準備が整っていないだけかも知れないけれど、どうしても焦ってしまう。比べるのは、他人のお子さんではなく、昨日のわが子です。
昨日よりも、今日、 今日よりも明日 そうわが子の成長を見ていきたいですね。
■3.同じ育児など存在しない
100人いれば、100通りの育児がある。言葉に集中する人もいれば、遊びに集中する人もいる。本読みが好きな人もいれば、苦手な人もいる。子育てにおいて、何に重点を置くかはその家庭それぞれです。だから、たまたまそのカテゴリーで、よく出来ていてもトータルでみるとみんな同じのことも多いと思います。
1点だけ見ないで、もし自分がもっとこうしたらよいかなと思うとことは、素直に聞いてみて遊びの中に取り入れていけばいい。はじめは、あまり知らなくて出来ないことも遊びに取り入れていくたびに、もっと出来るようになることはあります。
子どもの可能性は無限大
親がうちの子は、これが苦手だからと決め付けないようにしてあげたいですね。
■4.個性
1人ひとり違う人間であり、違う家庭で育っています。
出来ることがあって、出来ないことがある。それは自然のことです。
いかがでしたか?
どうしても、何で出来ないのよ!と言ってしまいそうになることありますよね。既に出来ているお子さんがうらやましく思ったり、それでもよく考えていくと環境が違います。生まれているところも、住んでいるところもみんな違います。
昨日よりジャンプが高く飛べるようになった。昨日よりももっと食べてくれるようになった。その小さなことの積み重ねが、成長の証なのだと思います。
(ライター・美紀ピア ハワイ在住1児のママ)
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