入学後に気がつく「小1の壁」今から考える3つの対処方法

入学後に気がつく「小1の壁」今から考える3つの対処方法

保育園や延長保育がありますが、小学校に入学したら延長保育が無くなってしまいます。学童保育は18時くらいまでがせいぜいの状態なのに、子供の帰りに家に帰宅できないという共働き夫婦もいると思います。

小1の壁と言われている、この現象。この壁を乗り越えられないためにフルタイムをやめるという選択を迫られる母親も多いようです。
この「小1の壁」どのように対処することができるでしょうか。今から考えられる3つの方法をご紹介したいと思います。

1日に1度は必ず家族で食事をする

共働きを夫婦の場合、生活リズムが合わず家族全員で食事をするという事ができない家庭も多いと思います。
でも、共働きの家族だからこそ1日に1度は家族全員がそろった食事をすることがとても大切になってきます。どんな面で一緒に食事をすることが良いこととなるのでしょうか。

東海学院大学で行われた研究「小児・児童期における家庭の食事環境がその後の親子関係に及ぼす影響」の報告では
『食事場面は子どもの発達段階に関わらず,家族の凝集性が他の生活場面と比較して比較的高いこと、また生理 的欲求の充足と親子の二者関係を同時に強く感じられる 場である。その場では、父子、母子の関 係は個々のものではなく,相互に影響しあっており,各 自の関係が双方に反映されると考えられる。したがって、父子結合性・母子結合性を高めるためには父親と母親の相互の協力が不可欠であると推測される
(以下抜粋)
楽しく食事を過ごすことが、家族という共同体の一体感を生み、親子の心理的結合を高めることにつながると考えられる。』

と報告されていました。

つまり、食事を家族一緒に取り、食事の時に家族で楽しい会話をすることによって、子供は食に関しての満足と、親との絆が強くなったと感じる満足感を得ることができるという事です。そして、そうした子供にとっての有意義な食事の時間を作るには、父親と母親が協力して行わないと、家族の絆を強めるという良い結果が得ることが難しいというものでした。

子供の寂しいと感じる気持ちを話すことができるようにしておく

子供の話をよく聞くという方法で「小1の壁」を対策することができます。子供が話す会話の内容はたわいもないことかもしれません。子供が話す悩みは「そんな事」と思うようなことかもしれません。でも、子供の話を注意深く話を聞きましょう。親がそうしてくれるという事を子供が理解すると自分の気持ちを話すようになり、思春期になった時にも親子の関係が不必要に悪化することを防ぐことにもつながります。

どのように、話を聞くなら、注意深く聞くことになるのでしょうか。
まず、聞く姿勢です。目と目を合わせて話を聞きくことができますね。聞き方はどうでしょうか。子供の話をさえぎらないで最後まで話を聞きましょう。また、話の時に子供の気持ちを汲み取れる質問をすることもできます。

家の仕事をお願いする

子供の年齢や性格によってできる事は違いますが、子供が一人で家にいる時間、家の手伝いをお願いするのはいかがでしょうか。
例えば、玄関の掃除をお願いする。洗濯物の取入れをお願いする。という事ができますね。
少し成長してきたら、風呂の掃除をお願いする。食器洗いをしておいてもらう。などという手伝いもあります。

子供に家の仕事をお願いするメリットにはどの様なものがあるでしょうか。
一つは、子供の生活能力を向上させることができるという面があります。家の仕事を通して、仕事を効率的に行うためには、段取りが必要だという事を子供は知ることができ、実践で学ぶようになります。

また、基本的生活能力が向上することは、人を感情的にも成長させるものとなります。感情的に成長をしている人は、自分の感情を制御できる大人へと成長することが可能になってきます。
感情を正しく制御することができる人は、人と良い関係を気づくことができるようになり信頼を築くことができる人となります。

その他にも、感情的に成長している人は、新しいことへのチャレンジに対して消極的な態度ではなく、積極的に考えを持つことができるようになります。積極的な考えを持っているなら、失敗しても「次はこうしてみよう」と向上心を持って取り組むことができる人へと成長します。

大人になった時に活躍できることを学ぶことができる事を考えるなら、家の仕事を子供に任せるというこは、家庭でできる大切な教育の時間となることができるのではないでしょうか。

愛していることを伝える。

共働きであっても、そうではなくても子育てに置いて大切な点は、どの親子関係でも同じことです。
子供は、親から愛されているという実感が必要です。こうした実感を持っている子と、そうではない子では学校の成績の面でも、精神的な成長の面でも大きな違いが出てきます。

日本の風習には、思っていも言葉に出すという事が難しく感じさせる要素がありますが、言葉に出さなければ伝わらないこともあります。愛しているという気持ちも態度でも示すことができますが、言葉に出すなら子供はさらに安心感を得ることができます。

【まとめ】

いかがでしたか。
「小1の壁」を乗り越えるため、今から考えられる3つの方法をご紹介しました。あなたの家で、行うことができる方法はありましたか?

ぜひ、ご夫婦でこの点に関して、じっくりと話し合われることをお勧めします。

※参考
図書名「東海学院大学紀要」2009年119-124ページ

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