共働きなのに引っ越し貧乏なの?その原因には5つの理由があった
共働きの夫婦を見ていると一見お金に余裕があるように見えますが、中には度重なる転勤等で、引っ越し貧乏に陥ってしまっている家庭も少なくないようです。せっかく稼いだお金を引っ越しに、投資してばかりだと、何の為に共働きで頑張っているのかわからなくなってしまいますので、それを未然に防ぐ為原因を調査してみました。
1.家具の買い替え
家具や家電は普通に生活をしているとしょっちゅう買い替えるなんて事はありませんが【引っ越し】をきっかけに、まだもう少し使える物でも買い替えてしまう場合が多いようです。確かに、大変な思いをして移動させたのに、それから1年もしないうちに買い替えたりしていると効率が悪いように感じそうですね。しかし、そういった事を続けていると本来使わなくて済んだお金を使ってしまう事にもなり兼ねませんので家具、家電は「これは最低〇年使う!」と最初に決めておくとよいでしょう。
2.条件が良い物件選び
引っ越しは繰り返すほど物件に目が肥えてしまい、以前よりは良い環境で暮らしたいと感じてしまう物です。また、共働き夫婦は夫婦そろって時間に余裕がない事も多いので利便性の良い物件を探すとさらに家賃が上がってしまうかもしれませんので、絶対に譲れないポイントを1人1つずつ決めておきましょう。
家賃の上限も決めておくようにすると、どんどん払う家賃が上がってしまうという事を防げますね。
3.じっくり物件を選ぶ余裕がない
共働き夫婦は土日しか休みがない場合や、夫婦の休みが合わない事も多いと思いますが、引っ越しの日程が決まってしまっていると「もう決めなくちゃ探す日がない!」という理由で、100%満足していない物件でも決めなくてはいけない事もあるでしょう。そしてその数日後に掘り出し物物件が出てきた……なんて事もよくありますので、忙しいとは思いますがなるべく引っ越しの時期だけは物件選びに時間を多く割けるようにしましょう。
4.家計費を折半している
夫婦2人に収入があれば家計費を折半している家庭も多いと思いますが、このシステムには夫婦の世帯収入や、世帯での貯金額を2人が把握できていないという大きな落とし穴があります。そして、引っ越しの際も引っ越しにかかる費用を折半してしまうと実際にかかっている金額より少なく感じ、どちらかが多少無駄遣いしてしまっていても中々気付く事ができないのです。
お金がどれだけ動いているかを把握する事も節約には必要な心構えですので、せめて引っ越し費用だけでも全体でかかった費用を算出して把握しておきましょう。
5.「このぐらい良いでしょ」と思ってしまう
よっぽど夫の収入が高くない限り、専業主婦の世帯より共働き世帯の全体の収入は多いと思いますが、その事による甘えが生まれると「時間がないからタクシーを使う」や「お給料日にはご褒美にケーキを食べよう」のようにちょっとした支出が増えてしまいます。
これは引っ越しにも共通し「食器洗い機がついている部屋が良い」や「追い炊き機能のあるお風呂じゃないとダメ」というオプション的な機能を求めて家賃が上がってしまうケースがあります。なくても困らない物とどうしても必要な物を引っ越し前から夫婦で相談しておくと良いですね。
【まとめ】
引っ越し貧乏と聞くと、1番に思い浮かぶ事は敷金や礼金や引っ越し業者に払う費用かもしれません。しかし、それだけではなく家賃も月3,000円違うと年間36,000円の出費が増える事になりますので、そういった「ちょっとした」お金にも目を向けてみましょう。
共働き夫婦は時間に余裕がないかもしれませんが、反対に仕事でお金の計算や時間の使い方も身につけているはずですので、引っ越しにおいてもそう言った能力をフルに発揮できると良いですね!
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