多いからどれにしたらいいの?知って得する【賢いベビーカーの選び方】
育児グッズ選びの中で最も難しいのが【ベビーカーの選び方】です。
細々したものはネットのレビューや、周りのクチコミを参考にすることも多いと思いますが、ベビーカーとなると高額になるため、選び方も慎重になります。
価格帯にも幅はありますが、取り回しのよいものを選び、より長く便利に活用したいと思うのは、多くのママたちの願いです。
■ベビーカーの種類
ベビーカーと言っても用途によって複数のタイプがあり、使える時期や価格も異なります。ご家庭の使い方に合うものを探す第一歩は、まず種類を知る事から始めましょう。
ベビーカーには大きく分けて【A型】【B型】【バギータイプ】に分かれています。【AB型】という分類も今も耳にしますが、厳密にいうと現在は存在しないようです。2000年当時の規格ではB型相当のA型モデル(生後2ヶ月から)でしたが、2004年にSG基準が改正されたことにより、A型に編入となりました。ちなみに現在のA型はほぼ旧AB型のようです。
■A型タイプについて
A型タイプは、街で小さな赤ちゃんが乗っているもので、基準としては生後1ヶ月もしくは4ヶ月から使える型です。新生児から使えるので、産後すぐに移動が頻繁な場合などは必須となってくるタイプです。
特徴としては新生児から使えるということもあって、寝ている事が多く、首が据わっていない時期に安心な【フルフラット】の状態までリクライニングできます。ほかにも【対面式】にもなり、安心して顔を見ながら乗せることができます。重いというイメージも古く、現在は軽量化が進んでいるためB型並みに軽い(4kg未満)ものも多数出ています。
■B型タイプについて
B型タイプは【背面式】とも呼ばれ、生後7ヶ月から使用可能なものなのです。新生児時期に特化した部分を除いているため、軽量かつA型に比べて価格が安くなっています。
B型は7ヶ月=【首すわり以降】からの使用なので、軽量かつコストパフォーマンスの点では優れているのですが、デメリットもあるため、セカンドとして持つ方も多いものです。
具体的には、リクライニングが浅くまでしか倒れなかったり、連続しよう時間がA型に比べ1時間と短くなっています。
エアバギーも重量はありますが、形としてはこのB型相当に分類されます。
■バギータイプについて
B型よりもさらに軽く持ち運びがしやすいバギータイプ。最軽量では2.9kgと軽く、傘のように簡単に折り畳みができるのも特徴です。
A型でもB型でもないタイプがこのタイプに相当します。
海外ではストローラーと呼ばれるこのタイプ。こちらも7ヶ月からのものが多く、主にハンドルが左右に分かれて高位置にあるため、背の高い方や男性も腰を曲げなくてもよいので取り回しやすくなっています。長時間の使用は負担がかかるので、子供が歩くようになってからかなり活躍する型です。
【おわりに】
一般的なものをご紹介しましたが、他にも座面を取り外してベビーキャリーや、ベビーシートとしても使える【マルチタイプ】もあります。ベビーカー選びのポイントは使える月齢、重さ、リクライニング角度といえるでしょう。
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