赤ちゃんの食器どうやって選ぶ?失敗しない2つの選び方を伝授
赤ちゃんが最初に手にする食器、どうやって選びますか?
生後5~6ヶ月頃から始める離乳食で使う、赤ちゃん用の食器。かわいいデザインのものやセットになっているものなど、たくさんの種類が販売されています。
見た目のかわいさはもちろん、使い勝手のいい食器を選びたいですよね。今回は、赤ちゃんの食器の選び方やチェックするべきポイントを詳しくご紹介します。
Contents
赤ちゃんの食器セットの種類
赤ちゃん用の食器の素材は、プラスチックや磁器、木製のものがあります。「電子レンジや食洗機にも使える」「子どもが持ちやすい」など、優先したい条件を明確にしておくと選びやすいです。
また、食器の形状は、「離乳食期に使いやすい深さのある器タイプ」や「手づかみ食べがしやすいプレートタイプ」などがあります。用途に合わせて選ぶようにしましょう。
食器セットは、コップやスプーン・フォーク、プレートや汁椀など食事に必要なアイテムがセットになっています。離乳食作りに使える調理セットや、保存用のフードコンテナがついたものもありますよ。
最初に一式揃えてしまうのも良いですが、迷った時は3点ほどの基本の食器セットを用意して、後から必要に応じて買い足すと良いでしょう。
選び方1:食器の素材で選ぶ
赤ちゃんの食器に使われている素材は主に3種類。目的に合った素材を選びましょう。
軽くて割れにくい「プラスチック製」
プラスチック製の食器の特徴は、軽くて丈夫なこと。赤ちゃんでも持てる軽さと、放り投げたり落としたりしても割れにくい丈夫さがプラスチック製の食器の良い所。
また、電子レンジや食洗機にも対応しているものが多いところもメリットといえます。プラスチックは柔らかい素材なので、歯の生えた赤ちゃんが噛むと傷が付いたり、食品によっては色やニオイが移ることがあります。
清潔さを保ちやすい「陶磁器」
陶磁器は食品の色や臭いが移りにくいのが特徴。洗いやすいので清潔に保ちやすい食器です。陶器は食洗機や電子レンジを使うことができませんが、磁器は使用可能なものが多いです。表示をチェックしてから購入するようにしましょう。
また、ル・クルーゼやティファールなどのブランド食器は、出産祝いの贈り物としても人気です。重さがあり、割れることがある素材なので、赤ちゃんに食器を持たせたり食べる練習をさせる時には注意が必要です。
断熱性に優れた「木製」
軽くて割れにくく、断熱性に優れている木製の食器。汁物を入れても食器が熱くなりにくいので便利です。赤ちゃんが直接口に入れるスプーンやフォークなどは、天然素材の木製のものがオススメ。
デリケートな赤ちゃんの口内や歯を傷つけにくいだけでなく、落としたり投げたり多少乱暴に扱っても割れにくいので安心ですよ。ただ、電子レンジや食洗機が使えないことや、洗った後にしっかり乾燥させないとカビが生えることがあるので注意しましょう。
選び方2:食器の形状で選ぶ
離乳食用食器には、深さのある器と仕切りがついたプレートの2タイプがあります。使い方に合わせて選びましょう。
汁気の多い離乳食を入れやすい「器タイプ」
深さがある形状の食器は、汁気の多いものやペースト状の離乳食を入れるのにピッタリ。離乳食初期から長い期間使うことができます。
間口が広く持ち手が付いた食器は、赤ちゃんが持ちやすく食べさせやすいのでオススメです。フタ付きの食器はフードコンテナとしても活用できるので、まとめて作って食べる分だけを電子レンジで温めればそのまま食卓に出すことができるので便利です。
1枚のお皿に盛り付けられる「プレートタイプ」
プレートタイプの食器は、仕切りがついていて1枚のお皿に複数の食べ物を盛り付けられるのが特徴。
底が浅く平らなお皿状のものが多いので、手づかみ食べが始まる生後9ヶ月頃に使いやすい食器です。食材ごとに食器を分ける必要がないので、食事の準備も簡単で、洗いものもこれひとつだけでOKですよ。
アレルギーを持つ赤ちゃんにおすすめの食器
アレルギーを持つ赤ちゃんにオススメしたいのが木製の食器。特に漆塗りの食器は、日本で古くから愛用されていて抗菌性に優れていると言われています。
ただし、銀杏などの漆科の食品やゴム等のアレルギーを持つ場合は不向きです。心配な時は、主治医に相談してから選ぶようにしましょう。
生活スタイルや赤ちゃんの月齢に合わった食器を選んで
赤ちゃんの食器を選ぶ時は、電子レンジや食洗機に対応しているかどうかをチェックしましょう。特に離乳食期は、作り置きした冷凍の離乳食や時間が経って冷めてしまったものを温めたりと、電子レンジを使うと便利な場面がたくさんありますよ。
最近は電子レンジで作る離乳食レシピもあるので、電子レンジで調理してそのまま食べさせることができる食器を持っておくととても便利です。
赤ちゃんの月齢によって、使いやすい食器は変わっていきます。成長に合わせて買い直したり買い足したりしながら、揃えていくといいですよ。
我が家では、離乳食期は電子レンジが使える「プラスチック製」。成長に合わせて漆器の汁椀や磁器の茶碗などを使っています。
扱い方によっては、割れてしまうことがありますが、大切に使わないと壊れてしまうということを教える機会になっています。用途や目的を考えて素材や形を選んで、お気に入りの食器を見つけましょう。
photo/PIXTA
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