2人目の子育てできるかな?意外と安心な2人目以降の出産・育児
少子化といわれ、十何年が経ちます。今年の国勢調査の結果、人口が減少していることがわかりました。高度経済成長期と異なり、先行きがわからず、2人目の出産をためらってしまいます。経済的に、環境的に変化があり、変化に適応するのが精一杯というところでしょうか。しかし、国や自治体の子育て支援も、時に応じて変化しつつあります。
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1.経済的要因の安心
それぞれ家庭の事情にもよりますが、2人目の出産を躊躇してしまう家庭もあるでしょう。そこで、国から子育てにおける給付金をみてみましょう。今後、子供給付金3,000円が廃止される予定です。しかし、児童手当は、そのまま制度として残ります。0~3歳未満までは、15,000円、3歳から中学生までは、10,000円です。そして二人目以降は、小学生まで15,000円です。
確かに、共働きでの子育てであれば、保育園などの勤務中の預け先の問題があり、一方、配偶者が専業主婦(夫)であれば、経済的な問題が浮上してきます。本当に、大事なものは、何かを考えたときに、【子供を産まない】という選択もあります。しかし、子育てで大事なこととは、何かを考えたときに、未来の人材を育成するということです。
子育ては、経済のためではなく、環境のためではなく、自分たち家族のためです。それは、子供を老後の介護のあてにするのではなく、社会最小の単位である【家族】が支え合って生活していくために、子育てをするのではないでしょうか。そのようなことを考えると、国の経済的助成は社会で支え合う、という考え方が根底にあります。
2.環境の要因による安心
保育園の入園が決まった家庭、決まらなかった家庭、それぞれあります。保育園に決まらなかった家庭では、仕事を辞めなければならないという、決断に迫られます。そこで家計事情も相まって、2人目以降の出産は、さらに躊躇してしまうでしょう。そこで、今は、保育園マップという非営利団体による、東京都内のどこに保育園がある、というマップがあります。
確かに、核家族が増え、2世代、3世代で一緒に住んでいる頃に比べ、子育てが難しくなりました。しかし、子供がいる、いないにかかわらず、保育園マップという形で、子育て世帯を応援してくれている人たちがいます。
そして、「家族4人以上」という理想にとらわれず、何が家族のために、子供の成長のために良いのか、考える必要があるのかもしれません。
参考
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