東京の子育てしやすい人気地域!2位は千代田区、1位は●●だった
子供ができたことをきっかけに引っ越しを考えたり、実際に引っ越したりするご家庭を多く目にします。皆さん何を基準に地域を選んでいるのでしょうか?なんとなく“子育てしやすそう”というイメージだけで地域を決めていませんか?そのイメージと実際の子育て支援充実度はかけ離れていることが多いのです。では、東京23区の中で実際に子育てしやすい区は、どこなのか?ランキング形式で発表します!
皆さんが勘違いしやすいのが、住宅地が多い区の方が子育て支援が充実しているのではないかということ。実際はそんなことはありません。税収が多く人口が少ない区の方が、一人当たりに還元されるサービスの充実度が高いと言えます。つまり、大企業や会社が多く所在していて人口が、少ない区の方が財源が潤っていると言えるのです。そういったことを念頭に、子育て支援充実度を複数の視点から調べ、独自の視点でランキング形式にしました!
【5位】文京区
東大がある文京区は教育の充実度が高く、教育熱心なママにお勧めです。公立学校の質と教育水準の高さには一定の評価があります。幼少期の子育て支援というよりは、小学校進学以降の教育サポートに優れていると言えるでしょう。
【4位】北区
東京23区ほぼすべての区が<子ども医療費助成>の対象を中学3年生までとしている中、北区と後述するもう一つの区だけが高校3年生(18歳に達した日以後の最初の3月31日まで)までを対象としています。医療費助成は子育て支援の目玉政策とも言えますので、この点で北区はポイントが高いですね。
【3位】品川区
品川区は“子育てするなら品川区“をスローガンに掲げ、子育てや教育支援に力を入れています。<小中一貫教育>も推奨し、小中施設一体型が順次開校していることも特徴といえるでしょう。それに比例するように、減少傾向にあった児童数が平成 25 年度以降増加傾向に転じています。
【2位】千代田区
千代田区は前述した北区と同様、<子ども医療費助成>の対象を高校3年生(18歳に達した日以後の最初の3月31日まで)までとしています。それに加え、待機児童の人数も少なく、平成27年4月のデータでは待機児童数0となっています。丸の内などが位置している千代田区は都心で子どもの数が少ないので、公立学校の数に対しての児童数が少なく、少人数学級によるきめ細かな教育サポートが受けられると評判です。
また、千代田区のもう一つの特徴は皇居があること。皇居があるということはそれだけ安全対策が、しっかりしているということです。子供を育てる上で、災害時の安全対策や学校など公共施設の安全度が高いというのは安心ですね。
【1位】港区
港区はまず<出産費用の助成>が23区でもっとも手厚く、他の区が上限42万という中で上限60万円となっています。そして幼児期の育児支援にも力を入れていて、生後4カ月から未就学児を対象とした一時保育施設が多数あり、理由を問わず1時間500円程度という低価格で子供を預けることができます。
港区に住んでいる人は近くに祖父母が住んでいないことが多く、仕事で夫の帰りが遅いなど育児の負担が母親だけにかかりがち。その分地域でサポートし、母親の育児ストレスが溜まらないようなサービスが充実しています。
認可保育園の数も多く、待機児童数が少ないのは港区のホームページの区立・私立保育園空き状況を見ても一目瞭然ですね。
【おわりに】
一般的に“子育てしやすそう”というイメージの世田谷区や目黒区がランクインしていないのは意外でしたか?実際にはデータだけではわからない“子育てしやすさ”もあるとは思いますが、データからわかる子育て支援充実度もぜひ参考に住む地域を選んでみてください。
※参考
東京子育てランキング
http://resemom.jp/article/2012/12/11/11259.html
東京都の子ども医療費助成を比較!2015
http://allabout.co.jp/gm/gc/438460/2/
23区の保育園比較(待機児童数・認証補助・病児保育)【東京23区保育園マップ】
http://23kids.tokyo/23hikaku-hoikuen.html
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます