ココで差がつく!子供の手づかみ食べのメリット・デメリット
子育ての中で離乳期は、ママとしても課題が出てくる時期。
成長と共に【自分で食べる】練習も不可欠で、手づかみ食べを進んでさせるママと取り立ててさせていないママに分かれているようです。
両者のメリットデメリットを踏まえて食育の第一歩を踏み出しましょう。
【1】手づかみ食べの練習はいつごろするべき?
離乳食は一般的に、初期のゴックン期から始まり、中期のモグモグ期、後期のカミカミ期、完了期のパクパク期があります。
初期の5〜6ヶ月は10倍粥など嚥下の練習の時期。中期の7〜8ヶ月頃は上あごと舌でつぶして食べる時期。後期の9〜11ヶ月頃には歯茎で噛めるようになるので咀嚼の練習が始まり、早い子はこの時期から手づかみ食べをしたがります。完了期の1歳〜1歳半になる頃には前歯を使って噛切ることも出来、ほとんどの子が自分で食べたがります。
【2】手づかみ食べとは?
手づかみ食べと聞いてイメージする光景は、赤ちゃんがお顔やテーブルの上や衣服をぐちゃぐちゃに、汚して散らかしている状態というではないでしょうか。実際にどのどうやって始めるものか具体例を挙げてみましょう。
まず、お子さんが食べやすい形状にすることが大事で、バナナなどの場合は縦半分に切ってあげたり手に取りやすい状態にしておくことが大事です。
他にもポロポロとしたものは握ると手からこぼれたり掴みにくいのでおやきにしてしまうのもベターです。パンケーキなどもスティック状にしたり、ご飯ものは海苔で巻いたりしておくことも重要です。
【3】手づかみ食べをさせるメリット
手づかみ食べは、ただでさえ時間のないママにとっては大変なことです。
後の片付けも考えると躊躇してしまいますが、手づかみ食べをさせると良いことって何なのでしょうか。
離乳食中期ごろから赤ちゃんは食べさせてもらうことから、自分で食べたいという気持ちが芽生えてきます。手でつかんで自分で食べ物を口に運ぶという練習をするとスプーンやフォーク、箸への移行がスムーズになると言われています。
実際に保育園などでは早めに手づかみ食べをさせるため早く上手に使える子が多いのです。
【4】手づかみ食べのデメリット
手づかみで食べさせることのデメリットは【遊び食べをしたりお行儀が悪くなる】という話を聞いたことはありませんか?でも実際には、先述のように器用になって早くカトラリーが使えるようになるようです。
なぜそのような話が出るのかというと、
1.祖父母の時代には提唱されていなかった為
2.食べやすいメニューを作ったり、後片付けが大変
といったネガティブな意見がほとんどのようです。
否定派ママの場合、手づかみ食べをさせずにいきなりカトラリーを使わせるため、結果として上手く口に運べるようになるまで時間がかかってしまいます。
【おわりに】
面倒に思える手づかみ食べですが、脳の発育や指先の知育に大事なことのようです。
結果として自分で上手く食べてくれるようになるので、【ママもゆっくり一緒に食べられる時間が増える】といういい事尽くしの食育ですね。
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