もう言うこと聞かない!イヤイヤ期を楽しむ育児の4つの秘訣
第一反抗期は俗にイヤイヤ期と呼ばれ、時には【魔の2歳児】と言われる事もあることから、2歳児を育てる事はとても大変だという事が伝わってきます。しかし、せっかくの我が子の可愛い盛りの時期でもありますので、少しでもイライラを減らして上手にイヤイヤ期と付き合えるように4つの秘訣をご紹介します。
Contents
イヤイヤ期って?
イヤイヤ期とは、一般的には2歳児前後から始まると言われており、心理学では成長過程には必要な物とされておりますが、毎日のように駄々をこねられるといくら可愛い我が子に対してもイライラしてしまうでしょう。
イヤイヤ期を引き起こす理由は色々とありますが「言葉が上手く通じずイライラする」「かまって欲しいから」「したい事がイメージ通りにできないから」などが挙げられます。子どもに合っている対処をしてあげるとすっと大人しくなる事がありますので上手に対処できると良いですね。
秘訣1.子どもの気持ちを理解し、共感してあげる
まだ小さな子どもは上手くできない事や上手く伝えられない事が多くイライラしてしまい、なんでもかんでも「いや!」という言葉で表現してしまいます。
子どもが「いや!」となってしまった時は、嫌と言っている事に対して叱らずにまずは「○○が嫌だったのね」と言葉に出して共感してあげましょう。中には共感してもらえるだけで癇癪が収まる子もいますし、何より「ママに理解されている」と子どもが感じる事は子どもにとって大きな財産になります。子どもの癇癪が始まったらまずは焦らずに「何が嫌だったのかな?」と子どもの目線に立って一緒に考えてあげましょう。
秘訣2.気持ちの切り替えを手伝ってあげる
1度怒ってしまったり泣いてしまったりするとすぐには気持ちが収まらず、時間が経ってから落ち着くという事は大人でも当たり前の事です。大人は感情のコントロールができますので問題ありませんが、子どもはその気持ちがコントロールできずに1度「いやー!」と泣きだしてしまったりすると泣き止むタイミングがわかりません。
秘訣1にあるように、気持ちの共感をしてあげただけでは癇癪が収まらない子どもには、親が気持ちを誘導してあげる事が必要です。気持ちの誘導と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、子どもの好きなぬいぐるみで気をひいたり、家の中に居たのであれば少し外に出てあげるだけでも気持ちが落ち着く子どもは多いですので、その子に合った気の紛らわし方を心得ておく必要があります。
秘訣3.あらかじめ時間に余裕を持って行動する
イヤイヤ期になると、なんでもかんでも「いや!」となってしまい、朝で言うと「布団から出るのがいや」「朝ごはん食べたくない」「着替えたくない」など、何をするにしてもはかどらない事も日常茶飯事でしょう。特に出かける前などであれば親も早くさせようとイライラしてしまい、余計にその気持ちが子どもに伝わってうまくいかなくなってしまいます。
イヤイヤ期の子どもは基本的に【自分のやりたい事をやりたいタイミングでする】というルールのような物があり、子どもの好きなタイミングでさせてあげられると驚くほどすんなり準備ができる事も多いのです。しかし、好きなタイミングがいつ来るかわかりませんので、出かけたり約束の時間がある場合などはあらかじめ「いや!」となる時間を予想して早く起こしたり、準備を早めにさせてあげられるだけで出かける前の癇癪が減りますので実践してみると良いでしょう。
秘訣4.叱るときと褒める時にメリハリをつける
特にこの時期は子どもが「いや!」となっただけでなんでもかんでも「ダメよ!」と叱ってしまう事はご法度です。イヤイヤ期と言えども子どもは親に認められたい気持ちや褒められたい気持ちはもちろんありますので「ダメ!」とばかり言ってしまうとふてくされてしまい、さらに何でも嫌になってしまう可能性があります。
出来るだけこの時期は「ダメ」と叱るのではなく「人に迷惑がかかるからダメなのよ」と【教える】という事を意識しましょう。また、教えた事を子どもができた場合には大げさなぐらい褒めてあげると、同じような場面でのイヤイヤは少しずつでも減ってくるでしょう。
まとめ
イヤイヤ期に親もイライラしてしまうと子どもは親の感情を察知して更に癇癪を起してしまう事もあります。それを回避するためにも子どもが「いやー!」となったらまずは大きく深呼吸して「こんな事が嫌なのか、可愛いな」くらいの大らかな気持ちで接する事ができれば気持ちにもゆとりが持てるでしょう。せっかくの一生に一度の我が子のイヤイヤ期ですので、楽しむ気持ちで見守る事が出来ると良いですね。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます