隣の芝生は青く見える?海外×日本の子育て事情を覗いてみよう
日本の中でも、隣の家の芝生が青く見えるように、海外の家庭事情を知ることによって、自分の家の芝生を青くしてみましょう。海外の子育て事情を、アメリカ・フランス・スイスを中心に、ご紹介します。そして、今日から、芝生の青い庭での子育てを実践しましょう。
1.アメリカの子育て事情
アメリカと言えば、昔は、アメリカンドリームが叫ばれました。ベビーシッターに家政婦さん、日本の理想がアメリカの生活にありました。
しかし、公園で一人子供を遊ばせておいたということで、隣近所から通報されてしまうのは、周知の事実です。
アメリカでは、ベビーシッターを雇うというイメージがありますが、親が子供に無関心であると言うよりも、親が子供を育て、過干渉になるくらいが当たり前なのです。
そして何よりも、アメリカでは両親の共働きが多く、現在の日本と通じる家庭環境があることも、また参考になる国でもあります。そこで、アメリカでは、産後、6ヶ月の赤ちゃんをジェットコースターに乗せたという話を聞いたことがあります。
そして、家庭では、学校の勉強そのものよりも、テーブルマナーや礼儀作法を重んじる傾向にあります。
勉強は学校の先生が教えてくれるもので、テーブルマナーや礼儀作法を家庭で教えるものだという傾向にあるようです。そして、家庭での行事をとても重視しており、長期休みも家族で過ごすことをも、とても大切にしています。
それに比べ、日本では6ヶ月くらいまでは、赤ちゃんを連れて外出せず、壊れやすいガラスのように扱っています。他方、現在の日本では、幼稚園や保育園にて、箸の使い方などのマナーを教えるなど、一部の就学前教育では、親が子供から離れた子育てになっていないでしょうか。
2.フランス・スイスの子育て事情
フランスでもダイバシティーを含んでいます。今では、海外への興味関心が多い国民性だと、感じています。ダイバシティーを含んでいる国では、海外に渡航して、子供達にダイバシティーを身につけてさせているようです。両親が共働きといえども、長期休みになれば、子供達のいる国へ旅行をし、やはり、家族で過ごす時間を大切にしています。
そして、スイス・フランスの子育て事情として、大人の時間と子供のための時間を明確に分けているということです。
例えば、夜8時からは、大人の時間であると子供に伝え、添い寝をしないで、大人の時間を過ごします。フランスでは、事実婚と子供も、法律婚の子供と同じように認められているため、出生率が上昇しました。
フランスでも、スイスでも子供を一個人として認めているのは理解できますが、子供は、まだ自我が目覚めたばかりで、子供は、やはり子供なのです。
日本の共働きの家族では、ほんの僅かな時間に実践している、【抱っこ】や【添い寝】をすることで、その時だけでも、愛情たっぷりの子育てをすることで、愛に満たされた大人、人を信用できる人になることができると感じています。日本の子供への関心の高さは、世界に誇る事ができるのでないでしょうか。
3.おわりに
海外のどの国でも、共働きであっても、家族の時間・家族そのものを大切にしているということは、共通しています。そのために、配偶者と家族がチームになって家事分担を行っています。
家事を主婦(夫)が行なければならないという既成概念を取り払い、時々、家事をアウトソーシングすることで、家族を大切にする子育てを実践しましょう。
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