まずは前向きに!女性が子育てと仕事を両立させるための心得3つ
女性の社会進出が推奨される今、ワーキングマザーの数もとても増えています。しかし、世の中の考え方が大きくは変化していないのも事実。
仕事か子育て、どちらかを優先しないと成り立たない!と考える女性も多いでしょう。しかし、まずは状況を前向きに考えてみましょう。今回は子育てと仕事の両立が楽になる心得を、分野別に3つお教えします。
【1】育児編
本来ならば、子ども1人を育てるのに際して、大人が5人ほど関わると良いとされています。しかし核家族化が進む今、ほとんどは両親2人で子育てを行っていますよね。
それだけでも負担はすでに大きいはずが、追加でお仕事まで……子どもにはさみしい思いをさせたくない傍ら、なかなか仕事に思ったように時間がとれず、昇進などあきらめることが増えているママもいることだと思います。
でもママが常にそばにいないこと=不幸でしょうか?子どもはたくましいもので、毎日保育園に通う子は、たくさんの人と出会えて、社会の輪が広がります。
なかなか食事を一緒にしてあげられない、平日は時間がとれないなど。私はこの子になんてかわいそうなことをしているんだろう……と考えるのではなく、ママが仕事をすることによって、子どもにも社会的なつながりが生まれていることに気づいてあげてください。
また、仕事をしなくてはならない理由は人それぞれですが、いずれにせよ金銭面においては必ずプラスであることは間違いないです。
子どもに一番大切なのは愛情ですが、お金もとっても大切。子どもために働いているママの背中は、子どもにとっても頼りがいがあり、恰好よく見えること間違いないです。仕事をしていることで申し訳なく感じたり、子どもが不幸だと考えたりするのではなく、専業主婦であれば与えることのできなかった環境を与えることが出来、成長の糧になると考えるようにしましょう。
【2】食事編
働くママにとって一番の壁として立ちはだかるのが、毎晩のお食事ですよね。栄養面も気になる、しかし貴重な夜の時間。子どもとも過ごしてあげたい……なのに、いつもお夕飯を作るとき必死になってしまっていませんか?
成長期の子どもにとって、栄養面はもちろん大切です。でもそれより大切なのが「食べるを楽しむ」ということ。
保育園にお迎えにいって、急いでお買い物をし、何品か作り、寝る時間を気にしながらご飯を食べている。そこにママの笑顔はありますか?
もし、余裕がなくて夜ピリピリしてしまっているのであれば、週に何日か買ってきたお惣菜でもいいと私は考えます。
作る時間も、後片付けもいらない、そんな日に子どもと思いっきり笑顔で向き合ってあげてください。家族との食事の時間がレア子どもにとっては、ママの手料理かどうかよりも、その食事の時間が楽しかったかどうかが大切なんです。
保育園に通っているなら、昼ご飯は栄養士さんのお食事を食べていますし、そこまで神経質にならなくても大丈夫!
【3】家事編
仕事に育児にそして家事まで、これらをこなすママは本当にたくましいです。旦那さんが手伝ってくれれば理想的ですが、実際はお互い仕事が忙しく、家の掃除がおざなりになりがちな家庭が多いようです。最低限の家事をこなすのにも必死で、睡眠時間がけずられて毎日疲れてしまいますよね。
そんな時に覚えておいてほしいのが、家族みんなで汚しているということです。家を綺麗にするのはママの責任、という考えを、まず働くママは捨ててください。家はママ一人で汚しているわけではありません。そこに転がっているおもちゃ、たまった食器、洗濯物。汚い家を見て、自分を責めないでくださいね。
家事や片付けは余裕のある時で大丈夫。汚れていても掃除やらなくちゃ!とストレスになるのではなく、ああ、今日もみんな元気に汚してくれたな~くらいの軽い気持ちで。誰かに採点されるわけでもないですし、住んでいる皆の責任なので、一人で気負いしないでください。
【おわりに】
いかがだったでしょうか?働くお母さんは家事や育児関連でストレスをためやすい傾向にありますが、せっかく仕事をしているのであれば、家事=女性という古い観念にとらわれず、心に余裕をもって毎日を楽しめるといいですよね。
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