共働き夫婦のデメリットって?意外に子育ての盲点が●●だった
結婚後、共働きを続けている家庭が増える中で、妊娠・出産後も経済的な理由で共働きをする家庭は増えています。収入がたくさんあるからメリットばかりなのではないか、というと、そうでもないのが現実です。
今回は、共働きで子育てをしていく中で気が付く点について、ご紹介していきたいと思います。
●共働き世帯での子育てにおける盲点は?
共働き世帯では、子供が1歳になったらママの育休が終わって、保育園等に預けて復職する、というご家庭は多いと思います。しかし、待機児童の多い地域等では、1歳まで一緒にいたいけれど保育園に空きが出た時に預けるようにしないといざ復職する、という際に預ける先がない、という現実が待っています。実際、知り合いで1歳まで休んでいたら復職する際に預ける先がないから、と言って生後半年で復職した人もいます。
そうなると、子供もママをまだまだ必要とする時期に一緒にいることができないですし、パパママも子供が初めて何かをできる瞬間を目撃することができず、わが子の成長をほかの人から知らされる、という状態が待ち受けることになります。
●思ったような家計状況になる?
共働きだと収入的に潤沢だからいい生活ができる、と思いがちですが、子供が小さいうちは保育料等が世帯収入に応じてかかってくるので、負担も大きくなる、という点をご存知でしょうか?また、子供だけでなくパパやママの被服費・交際費・外食費も大きくなるので、実際には思っていたような貯蓄はできない、という現実に直面します。
そのうえ、社会保険料や税金もお互い高くなるので、将来的に年金等である程度は返ってくることが期待されても、お金が必要な子育ての期間中にも負担する金額が大きい、という状況になります。
●子供の成長にはどんな影響がある?
共働き世帯のお子様は、小学校・中学校とすくすく成長していくにしたがって、ママが自宅にいる家庭の子供より自立している、という子が多いようです。小さい頃から自分のことを自分でしていかないといけない、という状況で成長していくため、自分のこともそうですが、家の手伝いをしてくれるなど、気が付かないうちに大きく成長していることが多いようです。
頼もしいような、寂しいような、複雑な気持ちになりますが、自分のことをできるようになっていると、親元を離れる時に役に立つことなので、いい点として考えられます。
いかがでしたでしょうか?共働きをすることで、想像していなかった盲点があることに気づかされます。ママも、家庭にばかりいると社会と遮断されたような生活を送りがちですが、働くことで社会と接点を持ち、自分の気分転換にもつながり良い面もあります。
しかし、そういうメリットばかりではなく、子供の成長という貴重な瞬間を目撃することができない。というデメリットもあるということも念頭に置いておかなくてはなりません。
子育ては周りの協力が得られる環境であればいいのですが、近くに頼れる人もいない状況にあるご家庭が多いと思いますので、子供にとって、パパママにとって、どういう形がいいのか、ゆっくり探してみてください。
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