思ったより大変?仕事両立を諦めない妊娠中期のプレママへのススメ
辛いつわりの時期を乗り切り、やっと安定期に入った妊娠中期。この時期を迎えると一安心とともに、仕事への遅れを取り返そうという気持ちが出てくるプレママも多いと思います。
しかし安定期と言われる時期でも、無理は禁物です。ここでは仕事の両立を叶えたいプレママへの、仕事と私生活におけるアドバイスをご紹介します。
■そもそも妊娠中期って?
妊娠中期とは妊娠5ヵ月~7ヵ月のことを言います。妊娠初期とは違い、心身ともに安定する時期で、運動やプチ旅行なども可能になる時期です。またお腹もそこまで目立たないため、妊娠中のなかで一番母体が楽な時期でもあります。
しかし妊娠中期はまだまだお腹の赤ちゃんは未成熟です。切迫早産や切迫流産には十分に気を付けたい時期でもあります。また、母体も下腹部痛を感じる、疲労感、食欲の増加・低下、眠気などの症状がでてきます。
安定期に入ったから大丈夫!と気を抜かずに、身体とそして赤ちゃんと相談しながら大切に過ごすほうがベターと言えます。
■オフィスでのススメ
安定期に入ると、仕事のほうでも「大丈夫な時期に入った」と思われ、仕事の量が増えたり、外回りを再開したりと何かと身体に負担がかかる場面が増えます。まず、一番はチームや上司にはっきりと自分の体調を伝え、出来ること・出来ないことを明確にしておきましょう。特に妊娠経験がない人たちは自分から働きかけないと理解を得ることは難しいです。
妊娠中期はまだマタニティウェアでなくても着られる時期でもありますが、座りっぱなしが多いデスクワークではなるべく締め付けない服装を選びましょう。妊娠中は血行を良くしておくことがとても肝心です。長時間座っているだけでも血流は悪くなってしまうので、動きやすく、締め付けないお洋服で仕事をしましょう。
そして一番大切なのが、ストレスを感じたらなるべく早くに相談することです。身体の不調もそうですが、妊娠中は情緒不安定になりがちです。そして、お腹の赤ちゃんにも母体の情緒は大きく影響すると言われています。赤ちゃんのためにも、余裕をもって仕事をできる環境を自ら作れるようにしましょう。
■私生活でのススメ
妊娠中期は食べ物の指向の変化が多くみられる時期でもあります。甘いものが好きじゃなかった人がケーキを食べたくなったり、夜中に無性にラーメンが食べたくなったり……ということもしばしば。
もちろん、赤ちゃんの身体を作るために妊娠前よりも多くの栄養を必要としていることは確かですが、欲望のまま食べ進めるのはNG。母体の体重増加は腰痛や高血圧だけでなく、難産にもつながってしまいます。ドライフルーツやナッツなど、栄養価も高くヘルシーなものを積極的に取り入れましょう。
また、妊娠中期はベビーグッズを見に行くのも適した時期です。ベビーベッドや乳母車など、実物を見て購入したいものはこの時期に下見に行くのがベストです。ただ移動の際階段ののぼりおりや、1日中出歩くなど、ハードな外出はもちろん避けてください。
【おわりに】
妊娠生活は長いようで、本当にあっという間です。幸せな思い出が増えるように、身体と赤ちゃんに無理をかけず、仕事にとりくんでください。
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