あなたは大丈夫?子どもが 「急病」子育て共働き夫婦の悩み3選
どうしても仕事に行かなければいけない日に、子どもが体調を崩してしまっても、
近くに両親が住んでいれば助けてもらうことができます。
共働き夫婦にとって、両親はとても心強い存在でしょう。
しかし、実家が遠い場合や、両親がいない場合でも
共働きで子育てをすることは可能です。
必ずしも両親のサポートが必要ということはないのです。
1.子どもがお休みをするときはどうしたらいいの?
子どもの体調不良やケガはいつ起こるか分かりません。
そうなったとき、夫か妻、どちらかが会社を休む必要があります。
一日や二日の風邪程度ならいいのですが、インフルエンザや水疱瘡などの感染症になると、一週間ほど長期的に休むことになるでしょう。
そうなった場合は、最初の三日は妻が休み、二日は夫が休むなど、会社を休む日を夫婦で交代をすれば、
どちらかが長期的に会社を休むことを避けられます。
2.夫も妻も休めない!そんなときどうする?
共働き夫婦の場合、どちらか一方が休めるといいのですが、どうしてもどちらも休ないときがあるかもしれません。
休みたいけど休めれない……近くに両親もいない。
そのような場合、病児保育・病後保育を利用することができます。
病児保育は、仕事を休めない親に代わり、病気の子どものお世話をしてくれます。
小児科などに併設されていることが多く、医師がそばにいるので安心して預けることができます。
病後保育では、病気が治り回復傾向にあるものの、通常の生活に戻すことができない子どもをお世話してくれます。あらかじめお住まいの地域で預けられるところがないか調べておくと便利です。
3.子どもの迎えに間に合わないときは?
急な残業でお迎えの時間に間に合わない!いつもの時間までに自宅に戻ることができない!
早く迎えに行ってあげなくちゃ、帰ってあげなくちゃと思っても
どうしても仕事が終わらず、時間に間に合わないときもあるでしょう。
その場合、延長保育や学童などを利用しましょう。
既定の時間までなら子どもを預かってもらうことができます。
また、ファミリーサポート制度を利用することもできます。
ファミリーサポートでは、子育て援助を行っており、
・ 保育所までの送迎
・ 保育所の開始前や終了後の預かり
・ 学校の放課後や学童保育終了後の預かり
・ 学校の夏休みなどの預かり
・ 保護者等の病気や急用等の場合の預かり
・ 冠婚葬祭や他の子供の学校行事の際の預り
・ 買い物等外出の際の預かり
などをサポートしてくれます。
ファミリーサポートを利用をするためには、事前に登録が必要です。
共働き夫婦にとって、とても心強い助っ人になってくれます。
あらかじめ登録を済ませておくとスムーズに利用できますので、お住まいの市町村に確認しておくとよいでしょう。
【おわりに】
両親が近くにいない場合、または両親に頼ることができない場合でも、子育てに関するサポート制度を活用すれば、仕事と子育ての両立は可能です。
共働き夫婦は、お互いの理解・協力が必要不可欠です。
「こんなときはどうする?」
「もしもこんなことがあったら?」
など、日ごろから夫婦でよく話し合っておきましょう。
どちらか一方にだけ負担がかかることがないよう、夫婦で向き合い、相談しあう時間を設けてください。
また、先生やママ友、近所の人やファミリーサポートなど、両親以外にも頼れる存在を見つけ、仕事と子育てがしやすい環境をつくっていきましょう。
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