あなたは大丈夫?多発するマイナンバー詐欺被害を未然に防ぐポイント3つ
始まったと同時に多発しているマイナンバーに関する詐欺。
やはり今回も、高齢者をターゲットにしたものがとても多く、すでに被害も発生しているとのニュースも耳にします。
しかし、共働きで若いから関係ないと、安心はしていられません。
高齢者でなくてもいつ、どこで詐欺師が狙っているかわかりませんから、詐欺被害を未然に防ぐための重要ポイントを確認していきましょう。
マイナンバーを語った電話は無視する!
最近多くの報告があがっているのが、マイナンバーに関する電話です。
市役所や郵便局、警察や宅配業者などがマイナンバーに関して電話をかけてくることは絶対にありませんので、マイナンバーをかたる電話がかかってきたら、話を聞くことなく、迷わず切ってしまって良いでしょう。
たいてい、騙される人というのは【話を聞いてしまう】傾向があるようなのです。
話を聞けば聞くほど電話を切りにくくなってしまい、ずるずると話に付き合い、嘘なのに本当のように勘違いしてしまう、面倒になって「はいはい」と乗せられてしまう、そんな人が多いのです。
それを防ぐのに最も効果的で誰でもすぐ実践できるのが、「話を聞かずにすぐに切る」なのです。
一瞬だけ「何だか切ってしまうなんて悪い」と思うかもしれませんが、切ってしまえば「良かった……」と思えるものです。
セールス電話に困っている人もこの方法は使えますのでぜひ、やってみてください。
手口の種類も増えているので注意
電話によるマイナンバーの詐欺は、テレビなどでも広く知れ渡っているため、その方法は使わず「訪問型」や「メール」と呼ばれる新しい方法を使う手口も増えているようです。
例えば市役所の人間や警察官を装って「マイナンバーの情報が洩れています」と不安感をあおり、お金を払えば今すぐ削除できるなどと言ってくるものです。
電話型のマイナンバー詐欺と同様に、役所や警察の人間がマイナンバーについて何か言ってくる事はありません。
また、お金を払えば……という事自体、絶対にありえませんので注意してください。
・訪問型の場合
まずはインターホンなどで確認し、マイナンバーの話をするようでしたら、無視してインターホンを切ってしまってください。
もし、設備にインターホンがなく、誰が来たのか確認できないために玄関先に出てしまった場合は、鍋が火にかかっている、話の分かる者が今いない、電話中、などと言って玄関を閉める努力をしてください。
チェーンがあるなら、チェーンだけは外さないと言うのも重要です。
玄関を閉めさせてくれずしつこくしてくるようなら、その場で110番して確認してみるのも良いでしょう。
・メールの場合
送信先や内容を確認してみましょう。相談する場合は、メールは削除せずに証拠として保存しておきましょう。
訪問と同様に、役所からメールで何かを手続きをすることがないことを覚えておきましょう。
しつこくしてくるようなら、最寄りの警察や消費者ホットライン(188いやや!)に相談してみましょう。
相談できる人にすぐ連絡
マイナンバー詐欺かもしれないコンタクトがあった場合、すぐに相談できる相手はできれば家族が良いでしょう。
例えば配偶者や息子や娘、孫でも良いでしょう。
そういった人がいない場合は、民生委員さんや近所のお友達でも良いでしょう。
同じ地域で詐欺が多発する可能性もあるので、ご近所さん同士で情報共有することも未然に、防ぐポイントになります。
とにかく、一人で考えていると、嘘でも本当のように思えてきてしまうので、絶対に誰かに話すように心がけてください。
マイナンバー関連では【お金がかかることなど一切ありえない】のです。
参考:消費者庁、内閣府、警察庁、特定個人情報保護委員会、総務省、国税庁からの注意喚起
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摩功津 蘭(まくつ らん)
二人の男の子と、コザクラインコのお世話で毎日が大忙しのアクティブママです。趣味は車とお菓子作り、お裁縫。
とっても綺麗好きだから、毎日忙しいけど喘息の子供のためにもお掃除は特に、頑張ってます。
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