イライラしたら家事はこう乗り切る!共働き夫婦円満に解決する7つの方法
結婚し、血のつながりのない2人が一緒に住むには、多かれ少なかれ不満も出てくると思います。
しかし、お互いのタイプを把握して上手に対応していけば、意外とすんなり上手くいく事も多いのです。
今回はそのような中でも特に、時間に縛られて忙しい毎日を送っている、共働き夫婦に向けた7つの解決法をご紹介しましょう。
【夫編】
1.家事ができるのにやらないタイプ
一人暮らし歴が長い男性には、この特徴が多く見られます。
特に、このタイプの男性は「結婚したら面倒な家事から逃れられる」と思っている事も多く、よっぽど家事を好きでやっているような人以外は、こう思っていると言っても過言ではありません。
このタイプの男性を結婚前に見極めていられれば、「結婚してもこの家事はあなたの分担よ」とさりげなくアピールしておきましょう。
既に結婚してしまっているならば、その考えを改め、少しでも結婚前のように家事をしてもらうように促しましょう。
まず、妻も仕事でどれだけ大変かという事を、あまりネガティブになりすぎないように、日常会話の中から伝える必要があります。
そして「夫より早く帰って来ても、家事をしていて休んでいる訳ではない」という事を優しく伝え「帰って来てまだ私が家事をしていたら、一緒にしようね」と可愛らしく伝えましょう。
2.家事は女性がする物と思っているタイプ
夫の母親が専業主婦の場合は、このようなタイプの男性に育っているかもしれません。
このタイプの男性には【何故共働きで、何故夫も家事をする必要があるのか】という事を丁寧に説明する必要があります。
この時に気を付けなければいけない事は「何でこんな事から説明しなくちゃいけないの?」とイライラしない事です。
イライラしながら話すと、お互いにとって良い事はありません。
伝えたい事を念入りに考えた後「ちょっと大切な話があるのだけど、少し時間作ってくれる?」と前置きし、感情的にならないように説明してあげましょう。
こう前置きしておく事で男性はきっと、もっと重大な事だと構えて話を聞くと思います。
あえてそうする事で、家事の話を【お願い】される程度であれば、快く引き受けてくれる可能性が高まります!
この方法は、他の事でも応用できますので、本当に大切な事をお願いする場合は使ってみましょう。
3.家事をやった事がない、できないタイプ
2番のように、家事は女性がする物と思っているタイプの男性はこのタイプでもあるかもしれません。
1人暮らし経験がない場合や、1人暮らしでもほとんど家事をしていなかった男性は、家事が全くできない可能性もあります。
このような男性は、家事が嫌いなのではなく【家事の方法がわからない】事が多いです。
つまり、妻が夫に家事を教えてあげる必要があると言えるでしょう。
相手が大人なのでつい「これぐらいできるでしょ」と思うかもしれませんが、そのようなそぶりがあると男性はヘソを曲げてしまうかもしれません。
妻はできるだけおおらかに「数年後に一人立ちしてくれれば良いや」くらいの気持ちで教えてあげましょう。
また、このタイプの男性を野放しにしておくと、子どもが産まれた時にとても困り、子どものお世話と家事、さらに夫の身の回りの事までする必要があるかもしれません。
できれば出産前までには、最低限の家事を教えてあげられると良いですね。
4.できない言い訳しかしないタイプ
夫に「家事を手伝ってよ」と言い、夫が「毎日遅くまで仕事をしていて疲れてるんだ」というようなケンカをした事はありませんか?
確かに、男性の勤務時間が長い事も多く、大変だと思いますが、家事をやらない言い訳にはなりません。
このタイプの男性には、いくら理屈を並べても、言い訳しか返ってきませんので、お互いイライラするだけのケンカはもう辞めましょう。
このタイプ向けの対処法は、旦那に得意な家事があるのであれば、その家事を少しずつお願いします。
例えば料理が得意な旦那様であれば「洗い物しているから、炒めものお願いできる?」となるべく、嫌と言わなさそうな家事を少しずつ振っていきます。
得意な事が特に無いのであれば「ゴミ捨てか洗い物、どっちかお願いできる?」と二択で依頼します。
こうすれば、旦那にも選択肢があり【妻に家事をさせられている感】も減り、妻も少しでも家事を手伝ってもらえて助かりますね。
【妻編】
4つの男性のタイプと対処法をご紹介しましたが、ここからは妻側のタイプをご紹介します。
「妻も働いていて大変だから……」と、家事ができていなくても遠慮してしまう事もあるかもしれません。
しかし、言い方ややり方を間違えなければ、円満に解決する事も可能ですので、参考にしてみて下さい。
5.気配りが苦手なタイプ
妻自身、家事をきっちりやっていると考えているこのタイプは、ある意味一番厄介かもしれません。
このタイプの女性は確かに、ある程度の家事をやってくれるのですが、例えば【自分が使わなければ、食卓に醤油がなくても気にならない】というような事もあるでしょう。
女性からすると「そのぐらい、自分で準備すれば?」と思うかもしれませんが、この1つの事をしてあげるだけで、男性はとっても喜んでくれますので、できる限りやってあげましょう。
男性には、言い方に注意して欲しいのですが「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。あと、ご飯の時に調味料は用意してくれたらもっと嬉しいな」と、日頃の感謝と共に伝えてあげましょう。
そして女性に気配りを求めるのであれば、男性も他の場面で気配りを返してあげられると良いですね。
6.動く事が嫌いなタイプ
家事はけっこう肉体労働なのですが、体を動かす事が嫌いな女性も多いでしょう。
このタイプは、手抜きで家事をする事も多く、ソファやテレビ台の後ろはホコリだらけ……なんて事も珍しくありません。
重たい物を動かす事は、男性の方が得意なので、できれば掃除は夫が担ってあげると良いですね。しかし勤務時間が長く、夜遅くにしか家にいなければ、妻に任せるしかありませんので、上手に伝えて気付いてもらいましょう。
まずは「あれ?ソファの下がホコリだらけだね」と優しく指摘し「今度、お休みの日に僕が掃除するから、できればそれまでは動かせる範囲で掃除してくれたら助かるな」とお願いしておくと良いですね。
ただ単に、気付いていなかったのであれば、掃除してくれるかもしれませんね。
7.汚くても気にならないタイプ
このタイプが1番困るのですが、その中でも【男性が気にするタイプ、女性が気にならないタイプ】だとケンカも絶えないかもしれません。
女性からすると「いちいちこんな事で、うるさい旦那ね」と思うかもしれませんが、男性からすると「何で女なのに気にならないんだ」と思われているでしょう。
このタイプの女性は特に、結婚前は身なりもキレイで、まさか部屋がこんなに汚いようには見えない事も多いようです。
しかし、もう結婚してしまったのであれば、このタイプは旦那が掃除してあげるしかありません。
この時、あまりやりすぎると、さらに増長して掃除しなくなるかもしれませんので、徹底的に妻の物は放置しましょう。
そして、自分が掃除する時に「今から僕はキッチンとリビングを掃除するから、〇〇も一緒にやらない?」と優しく誘い、徐々に手をつけてもらいましょう!
【まとめ】
色々なタイプの対処法をご紹介しましたが、あなたの夫や妻に当てはまる事はありましたか?
人間の性格ですので、100%この方法で改善されるという事はないかもしれませんが、いくつかの方法を組み合わせると、少しでも解決するかもしれません。
どのタイプにも共通して言えますが、1番大切なのは思いやりを持って、お願いするという事です。
イライラして伝えた事は上手くいかない事がほとんどですので、なるべくイライラを溜める前に、対処していけると良いですね。
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