頑張りすぎ!あなたが完璧な母親になれなくていい5つの理由
子育てにどんな理想を描いていますか?
ほとんどのママは「良い母親でありたい」と思っているはず。
ネットや育児本、育児雑誌にはさまざまな情報が溢れ、SNSには「意識高い系ママ」アピールが日々UPされている日常で、あなたは必要以上に力を入れて子育てをしていませんか?
でも、本当は欠点だらけの母親の方が、かえって子供にいい影響を与えるのです。
Contents
■完璧でなくてもいい、5つの理由
完璧であればあろうとするほど、どこかで無理が出て、結果として子供の成長に悪影響を及ぼすことにもなります。
完璧を目指すのでなく、自然体で、時には失敗をみせる母親の方が,子供の成長には良い影響を与えます。肩肘張らないで、自然体での子育てがとても大切なのです。
そんな「完璧」でなくてもいい理由を、5つご紹介します。
【1】完璧なお世話は、子供の自立心を妨げてしまうことも
朝、まず起こしてあげて、着替えも用意。もちろん、着せるのも手伝ってあげるなど、何もかも全部やってあげていませんか?
実はこれ、子供の自立を妨げている行為です。
上手にできなくても「自分のことは自分でさせる」ことが、自立心を育くみます。
なんでもやってあげてしまうと、それこそ靴下も自分で履けない子供になってしまうかも。
【2】なんでも言うことを聞く母親は、子供の「我慢」を育てない
何もできない赤ちゃんは、母親にありとあらゆることを要求し、母親はそれに応えます。でも、それは赤ちゃんの時だけ。
世の中、思い通りに事が運ぶことはまずありません。さまざまな場面で「我慢」を強いられます。
ところが、母親がなんでも言うことをきいていると、我慢を覚えることができません。思い通りにならないと癇癪を起こすような、そんな子供になってしまうかも。
【3】子供に頼る母親が優しさを育てる
日本の母親は本当に頑張り屋さん。家事、育児、ご近所づきあい、仕事と、全てを完璧にこなそうとします。子供もそれが当たり前だと感じてしまい、どんなに母親が大変でも手伝おうとはしなくなります。完璧な母親は何でもできると思い込んでしまうからです。
しかし、あれもできない、これもできないという大変な姿を見せれば、母親の手伝いをしなければという気持ちも芽生えます。
母親の大変さを見せることで、優しさも育つのです。
【4】教育ママは、子供の教育に失敗することも
完璧なママは当然教育にも熱心です。子供の将来のために、塾や必要な習い事をあれやこれや選んであげるでしょう。でも、それが本当に子供のやりたいこと、子供にあったものなのでしょうか?
教育に張り切りすぎると、肝心の子供を見失ってしまうこと危険があります。多種多様な習いごとがあり、あれやこれやと詰め込みたくなる気持ちもわかります。
でも、肝心の子供の気持ちが置いてけぼりになっていては、本末転倒ですよ。
【5】完璧すぎる母から、引きこもりが生まれることも
子供の要求になんでも先走って答えてしまうと、子供のやる気もどんどん奪われていきます。そして学校に行く気も無くなり、引きこもりになってしまうかもしれません。
何でも母親がやってくれる安心感から、外の世界に出ることができなくなってしまうのです。
突き放す勇気をもつことが、時には必要です。
子供を育て上げることは本当に大変です。「意識高い系ママ」や「理想の母親」から離れて、時には力を抜いて自分らしさを子供に見せることも必要です。
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