共働きでドンドン貧困化してない?家計管理の見直しポイント3つ
共働きなのになぜか貯まらない……【収入が多い=貯金が多い】とは素直にいかないもの。原因は、ズバリ家計管理の失敗です。いくら収入があっても、出費が多ければ残らないのは当たり前。
特に、共働きの場合は収入減が複数ありますから、その分、家計管理は難易度が高くなるんです。
貯金ができない共働き世帯の見直したい点をご紹介します。
■お互いの収支はオープンに
共働きだと、お財布を1つにしていない世帯もかなり多いようです。
支出項目ごとに分担していたり、お互いが一定額を出し合って家計をやりくりしたりとやり方は様々です。
こういった場合、お互いの収支を把握していないケースがほとんどで、貯金自体もそれぞれで、いくらあるのかわからないという場合も少なくありません。
これでは、世帯全体としての収支がわからないため、家計管理ができていないということになってしまいます。
お互いを信頼しているからこそできる形だと思いますが、お財布が別々でも、それぞれの収支はオープンに!これが鉄則です。
■共通のビジョンを持つ
共働きに限らず、夫、妻のどちらか一方だけが、貯金したいと思っていてもうまくいきません。
共働きの場合、それぞれの仕事のペースが違うため、将来のプランに食い違いが生じていることも多くなります。
例えば、妻はマイホームが欲しいと思っていても、夫は転勤がありそうだから今はいらないと思っていたり。妻は子供ができても仕事を続けたいが、夫は辞めてほしいと思っていたり。
共働きだとお互いが忙しく、将来のプランを話し合う時間もあまり取れず、お互いに共通の将来像を抱けていないことも考えられます。
まずは、共通の将来像を持てているか、話し合ってみてはどうでしょうか?その上で貯蓄プランを2人で立ててみる必要があるでしょう。
また、やみくもに貯蓄額を決めるだけでははなく、目的をきちんと話い合うことが大切です。何年後にマイホームを買うとか子供を私立の学校に入れるなど、具体的な目標を立てることで、お互いに働く意欲もわいてきます。
忙しい中でも、よく話し合う!家計管理の見直しの第一歩です。
■1人だけで管理しない
「私がしっかり家計管理している!」と自信のある方でも、自分1人で管理している方も多いのではないでしょうか?よくあるのが、「家計は奥さんに任せている」という夫。家計管理は非常に重要な仕事。妻1人にまかせっきりというのは無責任ではないでしょうか?
収支が見えてくると、見直したい点が見えてくるものです。1人で管理していては相手にはそれが見えてきません。
また、お互いに管理することで、問題点も多角的に見ることができますから、コストカットには非常に有効な手段です。
2人で働いているのなら、お金の管理も2人で!無駄のない家計管理の近道になります。
■まとめ
貯金ができないという方、思い当たる点はありましたでしょうか?
お互いに収入があっても、世帯は1つという見方が貯金も増やすポイントになります。
仕事が忙しいから……と夫婦でバラバラの考え方でいることは、世帯としてのまとまりを築けていないことになってしまいます。
共働きとは言っても、子供が産まれたり、病気にかかってしまったり、常に同じ働き方ができるわけではありません。
そういったことも視野に入れて、夫婦でライフプランを考えてみて下さい。夫婦一緒に共通の目標に向かうことで仕事も家計管理もうまく回ってくるはずです。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます