怖すぎる!!ニュース報道でおびえる子供を助ける3つの方法
毎日、たくさんのニュースがネットや新聞テレビで報道されます。
世の中の情報を知るためには、ニュースを見聞きすることは欠かせませんが、子供はそうしたニュースの内容を見て大人以上の衝撃を毎日受けています。
子供は、大人と違って人生の経験も少なく、自分の中で湧き上がってくる不安に対応をするすべを知りません。繰り返し流される同じニュースでも、子供は何度も同じ事件が起きていると勘違いをしていることもあります。大人が思っている以上に不安や恐怖をニュースを見て感じている子供を、家族はどのように守ることが出来るでしょうか。
今回は、子供を守る3つの方法をご紹介したいと思います。
1、限度を設ける
ニュースを子供に見せることをに関して限度を設けるという方法です。
お子さんの性格や、物事を理解する能力などによりますので、親の皆さんがお子さんの成熟度を観察し、限度を設けてあげることが出来ます。
今は、情報はどんなところにも溢れています。親の皆さんがいないところでも、子供はニュースを見聞きすることがあります。
実際は、親が予想している以上の情報を子供は感じて見聞きしているのです。
もし、お子さんが何かに不安や怯えを見せる言動や行動をしているのなら、それを軽く考えて見過ごすことが無いようにしましょう。
犯罪のニュースを見ると怖がる。これは誰でも想像できることです。
でも子供は自然災害のニュースや事故のニュースなど、大人にしたら「たいしたことが無い」と思えるようなニュースでも子供は不安や衝撃を受けているという事があるのです。
2、一緒にニュースを見る
ニュースを親子で見るという事で、子供に報道されることに対してバランスの良い考え方を教える機会になります。
もし、自然災害のニュースが流れているとします。
ニュースでは、被災した人のコメントや悲惨な情報を流す事でしょう。それを見た子供は、不安になるかもしれません。
親として、どのようにお子さんにバランスの良い考え方を教えることが出来るでしょうか。
被災地には、被災した人以外に救助を行っている人がいます。
救助という活動は大変な仕事です。でも、多くの人が救助のおかげで助かっている。そうした積極的な面をお子さんに教えてあげることが出来ます。
この方法を行うには、親の皆様も物事に対して積極的な考え方が出来るようにしていくことが大切です。
ニュースを見て、親の皆さんが報道の悪いところや、出来事の消極的な事だけを話しているなら、お子さんは親の皆さんの話を聴いてさらに不安になります。
物事には、良い面と悪い面が必ず存在します。子供は成長し、大人になっていくうえで世の中の悪い面を必ず経験します。
でも、良い面を見るという事を知っている子は、悪い面を見たり経験したとしても物事をバランスよく考えることが出来るようになります。
子供が、良い面を見るという考え方は、自然に身につくものではありません。
自分で自分の考え方を訓練すること、そして親の模範が何よりの手本になります。
3、不安を取り除く
子供が報道されている内容に不安を抱いていることを知ったのなら、子供の不安を取り除くことを助けましょう。
「そのうちわかるだろう」と軽く考えて、不安に感じている子供を放って置くことが無いようにしましょう。
どの様に、不安を取り除いてあげることができますか。
まずは、どのように感じたのか、子供の話を聴いてあげましょう。
その時に親は、片手間に話を聞くのではなく、時間をとって子供の話を聴いてあげましょう。
そして、報道の内容を説明してあげましょう。
その時には、その出来事の良い面も一緒に説明しましょう。
それでも、子供が不安に思っているようなら、そうした出来事で被害を受けないため、うちではどのような対応をしているのかを話したり、見せたりしましょう。
例えば、地震のニュースを見たとします。
対策として、災害用の防災グッズを見せてあげましょう。どんなものが入っているのか、どのように使うのかを教えてあげることで安心するかもしれません。
火災の映像でおびえているのなら、家に取り付けている火災報知器を見せてあげて、火災報知機はどのような時に動くのかを説明してあげれます。
【まとめ】
いかがでしたか。子供は大人が思っている以上に繊細な感情を持っています。
報道される映像や情報で、過剰な不安や恐怖を抱く事があるのです。
それを、そのまま放置していると子供の考え方や物事の見方に大きな影響を与えてしまう事もあります。
親の皆様。今回ご紹介した方法を参考に、お子さんの繊細な感情を守ってあげてください。
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