実家への帰省がストレスに?言われて傷つく嫁・婿ハラ発言~5選
こんにちは。元男性アスリートで、フリーライター・カウンセラーをしている夏目玲奈です。
ライオン株式会社が、2013年に行ったアンケートによると、約2人に1人がパートナーの実家に帰省することに対してストレスを感じ、そのうち4割が姑・舅から嫁・婿ハラ発言を受けた経験があることがわかりました。
そこで、お嫁さん・お婿さんが、実家への帰省をストレスと感じるような発言とはどういうものかを5つ選んで、紹介してみたいと思います。
Contents
【お盆とストレスに関する意識調査の概要】
ライオン株式会社が作った、スクラート胃痛対策プロジェクトで、2013年に行ったお盆とストレスに関する意識調査によると、過去に胃痛を経験した既婚男女500人にアンケートを行いました。
お盆にストレスを感じたことがあるかという設問に対して、過半数となる53%の男女が帰省に対してストレスを感じたことがあると答えました。また、お盆のストレスを感じる場面については、半数近くの男女がパートナーの実家に帰省する時、もしくは帰省先の姑や舅に気を使う時と答えています。
また、約4割の人が、帰省した際に腹が立つような嫁・婿ハラ発言をされたことがあると回答しています。ここからは、言われて腹が立つ嫁・婿ハラ発言を5つ選んで紹介したいと思います。
【1】 子供はまだ?
これは、男女ともランクに入っており、女性であれば1位、男性でも2位に入っています。この発言をしている(義)両親にとってはそのようなつもりはなくても、言われた方にとっては嫁・婿ハラ発言と感じるかもしれません。
特に、最近ではできるだけ子供がほしいと考えている夫婦は、早いうちから不妊治療に取り組んでいる人も多く、そういう努力を踏みにじられたような気持ちになってしまうことも多いようです。
【2】 ●●さん、少し太った?
これもまた男女ともランクに入っており、女性では2位、男性でも同率で2位に入っています。女性は容姿のことを気にする人が多く、ランクに入るのは分かりますが、男性も容姿のことを気にする人が増えているのかもしれませんね。
容姿のことを踏み込んで聞かれることは、たとえ自分の両親であっても許せない気持ちがあるようです。
【3】 夫婦仲良くやっているのか?
夫婦仲に立ち入るような質問にストレスを感じる夫婦は多く、男性で1位、女性でも5位に入っています。特に男性では圧倒的に多く、男性は夫婦仲に立ち入るような質問により大きなストレスを感じる傾向にあることが分かります。
夫婦も何年か経つと、どこかに問題が出てくることも多いので、なかなか夫婦仲を円満にすることが難しくなってきます。そういう時期にあれこれ聞かれることで、わずらわしく感じる人が多いのかもしれません。
【4】 一体誰に似たのかな?
これは、特に子供の能力や容姿を見て、言われることが多い言葉で男女とも3位に入っています。やはり、夫婦であれば子供のことを言われると嫁・婿ハラ発言と感じる人が多いことが読み取れます。
特に、誰に似たのかという言葉に関しては、自分たちのことを責められているかのように感じる人が多いのかもしれませんね。
【5】 おうちのことは大丈夫?
これは、夫婦共働きであれば、(義)両親は心配する可能性があるのかなと思います。両親は心配で言ったことだとしても、言われた方にしてみれば、嫁・婿ハラ発言と捉えられても、無理はないのかなと感じます。
なぜなら、夫婦共働きを選択した時点で、どこかに行き届かない点が出てくるかもしれないということはわかった上でやっているのであって、そこに立ち入られるのは嫌だと考えるためです。
【おわりに】
言われて傷つく嫁・婿ハラ発言を、5つ選んで紹介してみましたが、いかがでしたか?中には、言われたことがある発言が何個かあったかもしれません。ただ、(義)実家というのは、結婚している限りずっと付き合っていかなければならないもの。できれば、良好な関係を築いておきたいものです。
良好な関係を築くためには、まずあまり言い返さないことです。ひどいと思ったら、即座に言い返したくなるところですが、しっかりと聞いた上で自分の意見を返すことが大切です。
次に、あまり見栄を張らないこと、つまりできた嫁・婿を演じないことが大切です。誰でもよく見られたいと思うのは同じですが、それがストレスになってしまうこともあります。一回受け止めて、サラッと流すくらいの気持ちを持って接しましょう。
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