みんな大きくなーれ!子どもの特徴別:食が細い子の悩み解決方法3選
子どもはよく寝てよく食べるのが理想ですが、特に乳幼児期のお子さんを持つママの悩みで多いのが「子どもが食べてくれない」ことなんです。
いくら手の込んだお食事を用意しても、見向きもしない。成長期なのに栄養が足りてないんじゃないかと心配ですよね。ここでは食の細い子もご飯を食べてくれるようになるコツを、子どもの特徴別にご紹介します。
■単純に小食な子
好き嫌いが多いわけでもないし、お菓子ばかり食べるわけでもない。ただ単純に胃のキャパシティーが小さいお子さんをお持ちのママは、一日のカロリー足りてるの?と心配になってしまいますよね。鉄分にカルシウム、ミネラルと子どもに必要な栄養素はたくさん。昔は粉ミルクや母乳で補えていた部分も、離乳が完了してしまうと、お食事からの摂取のみとなってしまいます。
一回に食べられる量がどうしても少ないお子さんは、「ちょくちょく食べ」を実践してみてください。
躾もあるのでお食事は1日3回、決まった時間に決まった場所で!と考えているママも多いと思いますが、それよりも子どもの成長をまずは重視しあげましょう。胃のキャパシティーが小さいお子さんはどうしても一度に1人前をたいらげることが出来ません。それでしたら1日4回や5回など、お食事の回数を増やして、1回の量を減らしてみてはいかがでしょうか?
お子さんも、完食できない、という苦手意識を克服することができます。また、1日に何回か食事の時間を増やしてあげることで、当たり前ですが食べる量も増えてくれます。
■食事の時間が苦手な子
小食なわけでもないけど、椅子に座ってお食事をする、という行為が苦手なお子さんもいます。その結果、食事をあまりとらず、少しお腹が満たされた時点ですぐ遊びにいってしまうのです。このタイプのお子さんに多いのが、出された食べ物を口に運ばずにおもちゃにしてしまったり、椅子から脱出しようとしてしまったりします。
食事の時間が苦手なお子さんは、とにかくじっとしていられないのです。元気な証拠ですが、そんなときは「ながら食い」できるお食事を作ってみてあげてはいかがでしょうか?
例えばスティック野菜や、サンドイッチ、おにぎりなど。お肉類でもひきにくを棒状に焼いたり、メカジキなどの硬い白身魚は棒状に切ったりして、ゆでるだけです。歩き回りながら食べたり、遊びながら食べたりするのは、確かに決してお行儀がいいとは言えません。しかし子どもに食の楽しさやおいしさを知ってもらうには、まず食べてもらうことが必要です。
言葉がわかるようになり、幼稚園や学校に行けば自然とマナーは身に着くもの。小さなうちは少々ワイルドでも、食べるということのすばらしさを知ってもらえるといいでしょう。
■偏食・好き嫌いがある子
「うちの子じゃがいもしか食べないんです。」「お肉類は一切口にしてくれません。」など、子どもの好き嫌いに頭を悩ませるママもとても多いです。
筆者の姉も小さな頃はひどい偏食で、飴とクラッカーしか食べてくれない時期があったようです。大人になると大体の食べ物の好き嫌いは克服できるものの、やはり栄養の偏りが心配ですよね。子どもの味覚って実はとっても敏感なんです。甘いもの、すっぱいもの、苦いもの。故に初めて食べる味に抵抗を示したり、また食感で嫌がられることもあります。
まず子どもが初めて食べて嫌がった食材は、決して無理強いせず、その場では下げてあげましょう。ここで無理やり食べさせたりすると、その食材は子どもにとって強烈な印象を与えてしまいます。野菜やお肉をもっと食べてほしい!というママは、細かく刻む、ケチャップなど味の強いもので味付けをする、すりつぶすなど食感を変えてみる、の方法を試してみてください。
子どもの舌は敏感なものの、大人ほどはっきりと、どの食材が嫌いか覚えていないケースが多いです。気づかないうちに食べることができていた、という状況を目指しましょう。
【おわりに】
子どもの食事は子育ての中でも重要な位置を占めますよね。また、成長にも大きくかかわるのでママも神経質になりがち。自分の子どもに合わせた方法で、お食事の時間が楽しくなるといいですね。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます