こうすれば寝かしつけられるかも?ママと赤ちゃんのすくすく子育て【寝かし方編】
「寝る子は育つ」と言いますが、赤ちゃんを寝かしつけることは本当に大変!
寝かしつけに入っても何時間も寝てくれない、寝たと思ったらすぐに起きてしまう、夜泣きが減らないなど、悩んでいるママも多いですよね。今回は赤ちゃんもぐっすり、ママもゆったりできる寝かしつけのコツをご紹介します。
■早寝早起きはまず、早起きから
新生児期を過ぎた赤ちゃんを持つママさんで、よく聞くのが、子どもの寝る時間が遅いことなんです。8時頃に寝てもらって、ゆっくり片付けやお夕飯を取りたいのに、子どもが10時過ぎまで元気で、大人のほうが疲れてしまうこともありますよね。
子どもを早く寝かせるために、8時ごろに布団にいれても一向に寝る気配はなく……。
そんな時は子どもの寝る時間ではなく、朝起きる時間からリズムを作ってあげてください。当たり前のことのようですが、これとても効果的なんです。大体朝7時ごろに目覚めるリズムを整えてあげると、自然と夜は8~9時ころに子どもは寝てくれるようになります。
ただ、お昼寝をする時期の子どもは、お昼寝のタイミングもきちんと考えてあげるのが大切です。夕方以降に思いっきり寝かせてしまうと、せっかくの早起きでも夜は目がランランとしてしまいます。
夕方から眠たくて機嫌が悪くなってしまう場合は、お風呂に入れてあげる、少しお散歩に出かけるなど、気を紛らわせることをしてあげるのもポイントです。
しかし、朝早起きしたけど一日に何度も寝てしまう、もしくは異様にお昼寝の時間が長いといった場合は、赤ちゃん自身まだまだ睡眠時間が新生児期から進化していないのかも。寝るリズムは大体1歳頃までにできてくればOKなので、焦らず赤ちゃんの様子を見ながら早起き生活を進めていってあげてください。
■眠る環境を整える
集合住宅や都市部で生活するご家族が多い今、夜になっても外はいろいろな光で明るいですよね。赤ちゃんはまだ、光や音に敏感に反応してしまいます。
眠りが浅いのか、ミルクの時間でもないのに何度も目を覚ますような場合は、眠っている環境を見直してあげてみてください。
お部屋、明るくないですか?
テレビの音、丸聞こえじゃないですか?
もちろん神経質な赤ちゃんとそうでない赤ちゃんと、個人差はあるものの、眠る環境はなるべく整えてあげるのがベターです。遮光カーテンを使ってみる、寝た後はテレビの音量を下げるなど、小さな工夫でも赤ちゃんにとっては大きな効果を発揮してくれます。
■無理な癖をつけない
「うちの子だっこしないと寝ないんです。」「うちは毎晩、車で寝かせてから家に戻っています。」など、子育て中に私の子どもはこうじゃないと寝ない!というお話をよく聞きますが、それって子どもが生まれつきそうなのではなく、ママも赤ちゃんもそれ以外の方法を練習してないだけなんです。
特に初めての子育ての場合、すべてが手探り。抱っこして外を歩いたら夜寝てくれた!という発見をすると、それに頼りがちになってしまいます。しかし、それって負担じゃないですか?毎晩毎晩、何か特別なことをしないと寝ないような癖をつけてしまうのって、ママにとって大きなストレスになってしまいます。
赤ちゃんは自分で眠れます。ただ生まれたばかりは、新しいことが多すぎて上手くできないだけなんです。
もちろん添い寝をしてあげたり、とんとんをしてあげたり、ママが無理のない範囲で赤ちゃんを安心させてあげることは、親子の絆を深める上でも素晴らしいことです。
ただ、ママが毎晩は辛い!と思うような寝かしつけ方をしている場合は、疲れがたまる前に楽な方法へチェンジしましょう。
最初はうまくいかなくても1週間もあれば赤ちゃんは寝てくれるようになります。赤ちゃんも、自分も楽な方法で眠れるよう、トレーニングをしましょう。
【おわりに】
子どもが生まれてからの睡眠不足は、つらいものがあります。今回ご紹介した方法で、毎晩の寝かしつけが少し楽になり、ママさんの睡眠時間が少しでも増えるとよいですね。
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