音楽は好影響だった!赤ちゃんがすくすく育つには必要
赤ちゃんがすくすく育つために、実は音楽って、とてもステキな要素の一つなんです。
例えばお腹にいるうちからクラシックを聴かせるお母さんや、子どもにオリジナルの歌を歌うお母さん、乳児期から音楽教室に通わせるお母さんなど、音楽の赤ちゃんへの影響は大きいと考えられています。
赤ちゃんのすくすく子育てのために、音楽が赤ちゃんに対する作用、おすすめの音楽との初めての接し方をご紹介したいと思います。
■そもそも赤ちゃんと音楽って?
音楽は赤ちゃんにとってどのような作用があるのでしょうか?
カナダのマックマスター大学の実験によると、乳幼児に対する音楽学習を行うと、音楽によって子どもの発育に進歩が見られたという研究結果が発表されています。
参考記事:『赤ちゃんの社会的能力向上には音楽が効果的』
http://www.afpbb.com/articles/-/3020406
乳幼児のうちに両親と楽器をたたいたり、歌を歌ったりした赤ちゃんは、音楽に対して大きな反応を示すと同時に、対人コミュニケーション能力の向上や情緒の安定など、好ましい成長をみせました。
このように、赤ちゃんにとって乳幼児期から音楽と触れ合うことは、とてもいい経験であり、心の成長にもつながると言えます。赤ちゃんがすくすく育つのに、音楽は好影響を与えることがわかりますね。
■赤ちゃんの成長に応じた音楽との触れ合い方
ここからは、そんな素敵な音楽を、赤ちゃんの成長に応じてどう聞かせるか?ということを考えてみたいと思います。
【ねんね期】
この時期の赤ちゃんは、まだ自分から能動的に音楽と触れ合うことはできません。
しかし、ママやパパで楽器を弾くことのできる方は、赤ちゃんに生演奏をしてあげるといいでしょう。
小さい頃から、ママやパパの生演奏を聞けるなんて、本当に素敵ですね。
【おすわり期】
この時期になってくると、自分の手で楽器に触れることができるようになってきます。
赤ちゃん用のピアノや、音楽が鳴るおもちゃに触れる機会を、設けてあげるといいでしょう。
【あんよ期】
自分で歩くことができるようになってきた赤ちゃんは、音楽に合わせて身体を動かしたり、ママやパパと一緒にダンスをしたりするなど、身体と音楽を合わせて遊ぶことを教えてみるのもいいでしょう。
この時期になると、お気に入りの音楽を意思表示してくれるようになり、両親も様々な発見につながります。
【1歳以上から】
子どもも1歳を超えると、音楽教室やリトミック教室などに通えるようになります。
もしお子さんが音楽好きであれば、早くからそういった環境においてあげるのもいいかもしれませんね。
■ママとパパも一緒に
音楽は赤ちゃんだけではなく、大人にとっても好ましい作用があります。今までは忙しくてなかなか音楽と触れ合う時間がなかった方や、音楽が正直苦手だった……という方でも、我が子と一緒に触れ合っていくことによって、今まで気が付かなかった才能に目覚めるかもしれませんし、またリラックス作用も望めます。
また、赤ちゃん用の音楽でなくても、気負いせず、自分の好きな音楽を聞かせてあげるのも良いことです。
懐かしい気持ちにひたったり、我が子が自分のお気に入りの音楽を聴いて喜んでくれたりすると、とても暖かい気持ちになります。
【おわりに】
音楽は、言葉を話すことのできない赤ちゃんにとって、コミュニケーションツールの一つにもなると考えられます。
子どものすくすく子育てのために、音楽が身近にある生活を送りたいですね。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます