ママは要チェック!子供の虫歯にまつわる3つの基礎知識
子供の頃に虫歯に悩んだママであれば、我が子に同じ目に会って欲しくありませんよね?一般的には、特に3歳までの子供の時期に、虫歯予防に取り組む必要があると言われています。
しかし虫歯を予防するにも、まずは基礎知識から持っておきたいところ。今回は、そんなママのために要チェックの虫歯にまつわる基礎知識を3つご紹介します。
【1】子供は虫歯に気づきにくい
ズキッと奥歯が痛んで虫歯に気づくのは、あくまで大人の話。実は、子供は同じようにはいきません。実は子供の痛みを感じる感覚は、大人の感覚より敏感ではないのです。
なので、子供が痛みを訴えて判明するより先に、歯茎が腫れて、その見た目から虫歯が判明するケースが多かったりします。
歯茎が腫れる原因は、虫歯によって歯に小さな穴が空いてしまい、その穴から食べカスなどが詰まってしまうことにあります。この時点では、虫歯の進行は進んでしまっているので、できるだけ早期の発見が大切です。
早期に発見してあげるには、それだけ毎日観察してあげることが大事。子供が磨いたあとに、仕上げ磨きで口内をチェックしてあげましょう。
ちなみに、虫歯は黒いイメージがありますが、子供の虫歯は必ずしも黒いわけではありません。歯に白い斑点があったり、黄色く変色していたりしたら、一度歯医者さんに見せに行った方がいいかもしれません。
【2】虫歯ができやすい場所がある
仕上げ磨きをする時に重点的にチェックしたいのは、虫歯ができやすい場所。それは、歯と歯の間です。大人でも、手抜きをすると真っ先に歯垢がたまるのは、歯と歯の間ですよね。それは子供でも同様です。
中でも、特に奥歯と奥歯の間は磨きにくいこともあり、子供も手を抜きがちです。大きな口であーんをさせて、子供が自分では見えにくい箇所を重点的に見てあげましょう。
歯茎に影響がない程度に、デンタルフロスを使うのもよいでしょう。歯と歯の間を歯ブラシだけで磨いても、届いていそうで実は全然届いていない箇所があったりします。デンタルフロスを使って、うまく奥歯と奥歯の間をケアしてください。
【3】気をつけたい子供の生活習慣
毎日の歯磨きでのケアは当然ですが、それでもやはり虫歯ができてしまう可能性はゼロではありません。その可能性をなるべく低くするために大事なのは、毎日の生活習慣です。
甘いものが好きな子供は要注意ですが、意外に気をつけなくてはならないのは、飲み物。市販の飲み物は、人工甘味料が入っている飲み物が多いので、一見甘くなさそうなパッケージでも、飲みすぎには注意。ジュースが好きで飲むのが習慣づいている子供は、ママが飲む量や頻度をコントロールしてあげましょう。
また虫歯になりがちな子供は、食べたり飲んだりしたあとに、歯磨きをする習慣をつけてあげましょう。ママに言われなくても歯磨きができたら、思いっきり褒めてあげてください。ママが褒めてくれると、子供も嬉しくなるので歯磨きが習慣づきます。
虫歯を防ぐには、ママが子供の悪い習慣をコントロールして、良い習慣を促進してあげることが大事です。
【おわりに】
今回はママのために、子供の虫歯にまつわる基礎知識を3つご紹介しました。子供の虫歯はできればゼロでいきたいところ。
ママと子供の二人三脚で、虫歯ゼロを目指してがんばってくださいね!
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます