小さい頃からのしつけが肝心!朝ちゃんと起きるテクニック
こんにちは。子育てNGワードの専門家・曽田照子です。
あなたは朝型ですか?夜型ですか?お子さんはどちらでしょうか?
朝型のほうが良さそうだと思いつつ、つい夜型に傾きがちという方も多いでしょう。
うっかり生活が夜型に偏って、朝ごはんを抜きで学校や保育園に送り出す生活をしていませんか?(私がそうでした)。
健康的な生活のために、できるだけ朝型の生活に変えてあげましょう。
早寝早起きのために、どんなことが出来るか考えてみましょう。
■テクニック1:夜は早く休ませる
朝型の生活は健康的で、夜型の生活は不健康というイメージがありますね。でも私は「睡眠時間や栄養が足りていれば、いつ寝てもいいんじゃないの?」と以前思っていました
ところが、その考えは間違いでした。
「寝る子は育つ」の言葉どおり、身体の疲れをとり、成長を促進する成長ホルモンは、夜間、本人が眠っているときに出ているのだそうです。
夜ゆっくり眠れないと、この成長ホルモンの分泌が少なくなってしまいます。すると疲れがとれにくくなり、身長が伸びにくくなり、さらに身体の抵抗力が下がって病気になりやすくなるのだとか。これは大変です。成長ホルモンをたっぷり出させましょう。
そのために大切なのは夜ゆっくり眠ることだそうです。
寝せたい時間の1時間前には、ゲームやパソコン、テレビなどは消して、照明も暗めに。静かな雰囲気にしましょう。
寝かしつけをするときは、ママ・パパも眠ってしまってもいいよう準備をしましょう。家族全員が朝型になると、子どもも当然朝型になります。
■テクニック2:朝にしっかり光を浴びる
健康的な生活に大切なのは「体内時計」のリズム。
人間の体内時計は24時間ではなく、なぜか25時間周期になっているのだそうです。そのため放っておくと、だんだん夜型に傾いてしまうのだとか。
健康的な生活のためには毎朝この体内時計をリセットしなければなりません。
そのために一番効果的なのが「朝日」。すがすがしい朝の光を浴びることで、人の体内時計はリセットされるそうです。
しっかり朝日を浴びながら親子でヨガなんて素敵ですね。深呼吸や伸びだけでも体内時計リセット効果はあります。
朝日はガラス越しでも効果は変わりません。
■テクニック3:しっかり朝食を食べる
さらにしっかり朝食を食べれば内蔵からも目覚めます。
毎朝食事をする子と毎朝は食べない子の成績を比べると、毎朝きちんと朝食をとる子のほうが平均して成績がいいという調査結果があるそうです。
目覚めたばかりの子どもの脳は、圧倒的にエネルギー不足。そのまま学校にいっても午前中の授業では脳がうまく働かない傾向があるそうです。
学力のためにも、朝食は出来るだけ食べさせましょう。
もしも朝食の習慣がついていないのならば、まずは牛乳だけでも口に入れることからスタートしましょう。そこにバナナやシリアルをつければ、誰でも作れるごくかんたんな朝食になります。
■テクニック4:朝の時間にお楽しみを
遠足や運動会など、楽しいことがある朝は、うるさく言わなくても起きてきます。
子どもって、何か楽しみがあると、寝起きが急によくなるようです。
だから、何か楽しみをひとつ用意してあげたらどうでしょう。
たとえば「朝ご飯に子どもの大好きなメニューを一品つける」くらいのことなら、すぐにでも実践できそうです。
私の知人のお宅では「夜はゲーム禁止、その代わり朝はゲームし放題」としたところ、何も言わなくても子どもが自分から早寝早起きしてくれるようになったそうです。登校時間というタイムリミットがありますから、少しでもゲームを長くやりたいため、子どもは早起きをしなければなりませんし、やり過ぎになる心配はありません。
まとめ
さまざまな方法をご紹介してきましたが、試してみたいテクニックはありましたか?
できれば夜はお子さんと一緒に休んで、家族全員で朝型生活を始めてみるのもいいかもしれません。
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