大変な魔の2歳児?2歳によくある子育ての悩みと対処法3選
子育て中は様々な悩みがついて回ります。その中でも、2歳児というのは「魔の2歳児」とも揶揄されるほど、子育てに苦労している親が多いのです。
そこで今回は、そんな2歳児にとっても悩まされた私の経験から、2歳児の親にありがちな子育ての悩みと、その対処法を紹介しましょう。
【1】イヤイヤばかりで癇癪を起こしてしまう
1歳半~2歳頃にかけては「イヤイヤ期」とも呼ばれ、自我が芽生えてきて、主張が激しくなってくる時期。
しかし、自分の気持ちを伝えたくても、まだうまく言葉が出ず、伝えられないことのもどかしさで癇癪を起こしてしまうこともあります。毎日のように泣き喚くわが子を見ているのは、親のほうも辛いですよね。
しかし、これは本当に時期的なもので、誰もが通る道。どうしてもダメなことはもちろん叱らなければいけませんが、ある程度は「そういう時期だ」と考えて受け流すことも必要です。
子供がイヤだと思っていることがわかったら、「○○がイヤだったんだね。」と同調してあげるだけでも、落ち着く場合があります。
また、どうしても癇癪が治まらない場合には、周囲の安全を確認して、別の部屋に行くなど、少し離れてみるというのも一つの手です。
【2】ご飯を食べてくれない
前はよくご飯を食べてくれたのに、急に食べなくなってしまう。2歳くらいになると、そんなケースもあるようです。特に間食が多いわけでもないのに、あまりご飯を食べないというのは、親としては心配ですよね。
しかし、周りの子供がたくさん食べているからと言って焦る必要はありません。その子なりの量というのがそのうち決まってくるので、様子を見ながら加減していく、というつもりでいればOKです。
いつも少ししか食べずに残してしまうので、「きちんと食べなさい!」と叱ってしまう場合には、用意する量を工夫しましょう。
残すことで毎回叱られていると、食事の時間が苦痛になってしまいます。そこで、まずは食べきることができる量をよそっておき、完食できたら「がんばってお皿ピカピカにできたね!」と褒めてあげましょう。
子供も褒められればやる気になるので、食事の時間を楽しいと思うようになればしめたもの。毎回食べられるようになったら、少しずつ量を増やしていくと、徐々に食べる量も増えてきます。
【3】トイレトレーニングがうまくいかない
2歳前後になると、トイレトレーニングを始める家庭も多くなります。しかし、トイレができるようになるかどうかには個人差があるもの。
うまくできたらシールを貼ったり、やさしく誘導したりと工夫をしても、なかなかうまくいかない場合も多々あります。
そうなると、周囲の子はとっくにオムツが外れているのに、と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。「幼稚園に入れるまでには」と焦ってしまう人もいるでしょう。しかし、体と心の準備が整えば、自然とトイレでできるようになります。
意外と、幼稚園に行き始めたら周りの子を見てすぐにできるようになったり、何かきっかけがあればできたりする場合もあるので、不安になりすぎないのが一番です。できたらおおげさなくらいに褒めることだけを念頭において、ゆったりした気持ちでトレーニングを進めましょう。
【おわりに】
子育て中というのは悩みがつきないもの。しかし、魔の2歳児と呼ばれるような期間も、過ぎてみればあっという間。
あとになれば笑って懐かしいと思えるような事も多いので、そういう時期だとやり過ごすことも大切です!
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