今日から実践!乳児を持つパパのお手伝いの心得4つ
甘い新婚生活から一転、子どもが生まれると喜びは倍、悲しみは半分、そして忙しさは三倍……日々てんやわんやで夫婦間の衝突が増えてしまうことも、多いのではないでしょうか?
俺だってこんなに手伝ってるのに!と不満を抱えるパパもいるでしょう。ここでは新米パパがお手伝いをする際の、4つの心得を紹介したいと思います。
【1】僕は試用期間中の新米バイト
子育て主導権はママ、そしてパパはサブ、といった考え方はあながち間違ってはいないんです。ただここで問題なのが、受動的になりすぎてしまうことです。
必要になったらママから声をかけてくるから、言われたことだけをやればいいというのはNG。第一希望の会社に雇われた、試用期間中の新米バイト君の気持ちで行動をしてみてください。
上司は相当ピリピリしていて、クライアントには24時間対応しなくてはならないような会社です。あなたなら、何か言われるまでぼーっとしていますか?
まずは目についたものからでも大丈夫です。言われる前にお皿を下げてみる、ママがオムツ替えを始めたら、そっとそばにおしりふきを置いてあげる、子どもが泣いたら自分も席を立ってみるなど、ちょっとした行動が、ママさんにとってはとてもうれしい心遣いになります。
自分の株をあげて正社員に!という気持ちで、まずは率先して行動することを心がけてみてください。
【2】僕は愛妻家のフランス人
子どもが生まれると、何においても赤ちゃんが最優先事項になりますよね。ここで一つ大切な心得があります。それはママの愛情のエネルギー補給ということです。母親は無償の愛を子どもに注ぐと当たり前のように思われていますが、愛情って無限に心から湧いてくるものではないのです。人から愛されて、はじめて人を愛することができるもの。
直接的に「愛してる」と伝えなくてもいいので、「ママのことが大切だよ」という気持ちを表現してあげてください。
愛情を注いでいるばかりのママにとって、パパからの愛情を受けることは、とっても大事なエネルギー補充なのです。恥ずかしがり屋のパパさんたちも、ロマンチックなフランス人になったつもりで、ママに愛情を注いであげてください。
【3】僕は「おかあさんといっしょ」
平日朝と夕方に放送されている児童向け番組「おかあさんといっしょ」にお世話になっているママは本当にたくさんいます。たった30分、されど30分。子どもがテレビの前から不動になるこの時間がとっても助かるのです。
パパも早く帰れた日は30分でいいのです、ママに邪魔されずにしたいことをできる時間を作ってあげてみてください。自分のペースで動ける時間があるだけで、ママのストレスレベルはぐーんと下がります。
仕事から帰ってきて子どもの面倒まで見るのはハードルが高いなと考えるパパ達も、たった30分だけならやれそうな気がしませんか?
【4】僕はヒーロー!
最後に一番大切な心得をご紹介します。それはパパがヒーローになりきるということ。共働きが増えたり、育メン、家事メンと騒がれたりする今、仕事でも家でも休む場所がない!と逆にパンク気味になってしまうパパも多いかと思います。
お仕事と家族サービスの両立は大変だと思いますが、家の最寄り駅に着いたとき、僕はヒーローなんだと自分に言い聞かせてみてください。おうちでパパを待っている家族にとって、本当にパパはヒーローなんです。家に帰ってきてくれるだけでほっとする、そんな大きな存在なのです。
少し疲れている日でも、自分は家族にとってヒーローであり、今日もちょっとイライラ気味のママと、ぐずる子どもを救いに行く気分で帰ってみてください。
【おわりに】
今回ご紹介した乳児を持つパパの4つの心得、いかがだったでしょうか?お手伝いをする、というのは実際の作業よりもその原動力となる気持ちの面がよっぽど大切です。
夫婦はお互いの鏡、自分ががんばった分だけ、相手も返してくれるものです。初めてのことだらけで、いろいろ不安になりますが、手に手をとって夫婦で乗り越えていきましょう。
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