原因はママかも?子供の将来に影響するかもしれない口癖NG3つ
子供のために、と思って言った言葉が実は……。そんな風に考えていたことはないでしょうか。将来のためと思いながら、日々の生活の中で子供に言っていること、やっていることがいつの間にか子供を傷つけている?かもしれません。少し冷静になって一緒に考えてみましょう。
【1】「勉強しなさい!」
「勉強しなさい!」子育てしているとつい言ってしまう言葉の1つではないだろうか。子供を持つ親なら一度くらいは言ってしまったことがあるだろう。自分が子供の時に絶対に言われたくなかった言葉。自分が嫌だったことなど忘れてしまっているから?決してこの言葉を言うこと自体が悪いわけではないとは思うが、言わないほうがやる気になることもある。
「勉強しなさい!」という言葉だけに当てはまるわけではないが、言われる子供の立場からすると、とても気になる言葉であろうことは察しがつく。何も言わないと不安があるのでつい言いたくなる言葉だが、少し我慢してみることも子供のやる気を伸ばす秘訣かもしれない。どうしても言いたくなる人は「一緒に勉強しよう!」と言ってみるのも悪くないだろう。
【2】「あなただめよね」
言ったことがある、という親はほとんどいないだろう、自分だって心当たりはない。でもこのコラムを書く時に子供に、「親からなんていわれた時が嫌だった?」ときいたところこの言葉だと答えたのだから、いつか言ったのかもしれない。
「あなただめよね」という口癖には、何がだめなのかわからないけど、子供としては言われてしまうと、全てがだめだと考えてしまうのかもしれない。
子供を救ってあげるのが親の役目だとするなら、できるかぎりだめという言葉を子供に言わないようにすることは大切なのかもしれない。
【3】「お兄ちゃん(お姉ちゃん)と全然違うね」
自分に兄弟がいた親であれば、兄弟と比較されて傷ついたことがあるという人も多いだろう。親目線からすると、つい言ってしまう。言ってはいけないとわかりつつも比較してしまう。
どうすれば言わずにすむの!?
勉強ができる兄とできない妹がいるとすれば、お兄ちゃんを見習いなさいというのではなく、お兄ちゃんに勉強を教えてもらうということをさせてはどうだろう。お兄ちゃんも勉強や部活で忙しいかもしれないが、家庭教師代といってお小遣いをあげればやるかもしれない。教えながら学びなおすこともあるだろう。比較しないように悩むよりもいい案ではないだろうか。
まとめ
家庭環境や性格によって、傷つく言葉は人によって違うだろう。子供に対して言わなければよかった……という経験は少なからずともある。
そんな時、言わないようにするにはどうすればいいのと悩むより、一歩踏み込んで考えてみることが解決策への糸口だと感じた。子供同士で何かやらせるのもいいし、親が一緒にやってやるのもいいだろう。
一緒にやってあげることの大切さだということだ。
親みずから一緒にやれるに越したことはないが、できなければ兄弟に頼んでもいいから、とにかく問題解決を一緒にやることこそが、子供を傷つけない第一歩なのではないだろうか。
私が子供の時、父親がのこぎりを持って一緒に椅子を作ってくれたことがある。また母親と勉強を一緒にした記憶もある。
子供を傷つけないようにするには、と考えるより共同作業をすることの大切さを改めて見直すべきだと、このコラムを書いていて思った。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます