意外だけどこんなことで?育児ストレスの解消法
子育て中のママは、自分一人で完結できない問題が山済みで、常にそういったストレスにさらされていますね。いったい他の人はどのようにストレスを解消しているのか気になりますよね?気分転換しようにも、中々そんな時間をとることもできない人が多い中ちょっとした日常の中でリフレッシュしている方もいらっしゃいます。今回は、筆者が今までに出会ったママ友の育児ストレスの解消法をいくつかご紹介したいと思います。
【1】音楽と掃除
フルタイムで共働き、子供2人のAさん。
Aさんのストレス解消法は、独身時代好きだったミュージシャンの曲を流して歌いながらひたすら掃除をすること。子供たちはパパに任せて公園にでも連れて行ってもらい、ひとりで歌詞をかみしめ大好きな音楽をきいて世界に入り込む。
日ごろ掃除できない窓拭きやキッチンの大掃除等ひたすら掃除をして、部屋もぴかぴかになり何となく気持ちも若い当時に返ったようで一石二鳥なのだそうです。
【2】とにかく寝る
フルタイムで2歳のお子さんをもつBさん。
第一子で全てが初めてのことばかり。ストレスに感じることの連続。イライラすることも多いとのこと。そんな時は、休日の子供のお昼寝や夜の寝かしつけの時、潔く一緒に寝てしまう。
疲れてへとへとになると、子供やパパにもあたってしまい、いいことがないので、睡眠をとって疲れを解消するということ。簡単だけど意外と効果がある方法のひとつだそうです。寝たら忘れるというわけではないですが、体が休まると気持ちもすっきりするのですね。
【3】夜中にひとりで、好きな映画やドラマの録画を観る
3人の小学生のお子さんをもつCさん。
皆が寝静まってから、真っ暗(間接照明などの明かりの中で)でテレビを観ることが何よりもストレス解消だとのこと。疲れているので、ボーっと眺めているくらいが一番心地よいとか。そのまま寝てしまうこともしばしばですが、その時間が心を回復させることに役立っているのですね。一日張り詰めている気持ちを元に戻す、「ボーっと時間」は意外と効果的かもしれません。
【4】夏の間の緑のカーテンとゴーヤ作り
小学生、保育園と3人のお子さんをもつDさん。
春から夏にかけての「緑のカーテン作り」がストレス解消になっているとか。苗をもらってはじめた緑のカーテンみたいですね。
ゴーヤ作りはあまり手間がかからない上に夏の盛りになると、グングン目に見えて成長し、収穫して食べられるのですっかりはまってしまい、毎日夜に水やり(朝は忙しくてできないことが多い)をしながら、「つるがこれだけ今日は伸びた」「このゴーヤは昨日より大きくなった!」と日々の小さな発見がとても楽しいようです。ぼんやりゴーヤのつるや葉を摘んだり、特有のにおいをかぐことがちょっとしたストレスの解消となっているのですね。
【4】手作りおやつのデコレーション
先ほどでてきたDさんは、休日の子供のおやつ作りもストレス解消のひとつ。
全部手作りすると大仕事でストレスになりますが市販のものを利用しながら、「デコル」という行為がとても楽しいらしい。アイスやクッキーを組み合わせて食紅で色をつけた生クリームを乗せ、製菓用のチョコなど色々とちりばめてオリジナルのケーキやクッキー、パフェなどデコレーションをする。
ママの自己表現のひとつだそうで作り終えると達成感があるようです。達成感のある上に子供が喜ぶのでストレス解消になっているのですね。
まとめ
ストレス解消は人それぞれで楽しい時間をつくって、解消させるのはとても効果的ですね。一方で、日々忙しい働くママはなかなかその時間をとることもできないというジレンマも。自分だけのためにわざわざ時間を作ることは、子育てをその間誰かに任せないといけないという別のストレスが生じます。
今回は、時間とお金をわざわざつくらなくてもできる事例をあげてみました。
楽しいということは人によって違いますから、日常の中でちょっとした楽しみをみつけることが、忙しさで張り詰めた気持ちをやわらかくしてくれ、解消方法となるでしょう。日常の見方を変えてみると、案外ストレス解消となっている事もあるかもしれませんね。
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