出遅れないために!幼稚園・保育園選びのポイント【ママ目線・子ども目線】
子どもがはじめて体験する社会生活の場が、幼稚園、保育園です。子どもが楽しい園生活を送れるかどうかは、園選びにかかっているといっても過言ではありません!ママと子どものそれぞれの目線から、幼稚園、保育園選びのポイントをあげてみました。
どんな園生活を送らせたいか
まず、子どもに具体的にどんな幼稚園、保育園生活を送らせたいか、子どもの性格にはどんなタイプの園が合っているか、家族でじっくり話しあいましょう。園によって教育方針や取り組みはさまざま。特に幼稚園は、英語や絵画、楽器演奏など、たっぷりお勉強をする園、遊びを中心に子どもの興味を引き出していく園、アートや自然に触れる機会を多く設けている園、運動会や遠足などのイベントに力をいれている園など、さまざまです。
幼稚園、ママ目線で選ぶと……
ママの目線から見ると、園の教育方針のほかに、送迎バスの有無、給食の有無、クラスの人数、夏休みや冬休みにも預かりがある、降園後に園内でさまざまなお稽古事が用意されている、などがポイントになります。積極的に園の行事にかかわりたい人でなければ、保護者のお手伝いが少なめの園だとラクです。パンフレットを見ただけでは分からないことも多いので、先輩ママから情報を集めましょう。
保育園、ママ目線で選ぶと……
働くママにとっては、立地条件と延長保育の融通が利くことが大事です。送迎はもちろん、急病にすぐにかけつけられるように、職場や自宅から近いと安心です。しかしながら、都心部では、希望の保育園に入園できずに、勤務先とは正反対の方向の保育園に子どもを預けてから1時間以上かけて通勤しているという話も聞きます。満員電車で赤ちゃんと一緒に通勤し、会社近くの保育園に預けるママもいます。
子どもの目線は
一方、子どもから見ると、かわいい制服が着られる、仲のよい友達と一緒に通える、園庭に楽しそうな遊具がいっぱいある、などが大きな魅力です。けれど、実際に入園するまでは幼稚園、保育園という未知の世界に、ドキドキと不安でいっぱい。子どもと一緒に園のパンフレットの写真などを見て、「こんな制服を着てここで遊ぶよ。お昼はみんなでお弁当を食べるよ」など、園生活の話をして、子どもに具体的にイメージをさせてあげるとよいでしょう。私も2歳の子どもに入園予定の幼稚園のことを話しますが、「ひとりで行くのはむずかしい。できない」と困った表情をします。入園するまでに、子どもの不安を楽しみに変えてあげましょう。幼稚園や保育園の近くを子どもと散歩して、園児たちが楽しそうに遊んでいる様子を見たり、園で開催している未就学児向けイベントなどに参加したりするといいでしょう。
さいごに
気になる幼稚園、保育園は、かたっぱしから見学しましょう。園内の清潔度や安全対策、雰囲気、先生方の様子は、ママが実際に自分の目で確認してください。それから、子どもたちがいきいきとした表情で遊んでいるかどうかもポイントです。近年、プレクラスを設けている幼稚園も多く、人気のある幼稚園はプレクラスからの進級者で占められて、年少クラスからだと入園がむずかしいところもあります。事前の見学、情報収集に力をいれましょう。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます