子育てに英語教育はどこまで必要?見極め方のポイント3つ
このご時世、オリンピック開催も控え外国人の来訪や海外旅行など、外国人と触れ合う機会が増え、英語がとても身近なものになりました。昨今では教育機関でも英語の授業は低年齢化し、習い事や塾でも英語教育がトップに挙がってくるほどです。
今回は、子育てする親がどこまで英語教育に関与すべきか、子どもの成長過程に合わせた見極めポイントをご紹介いたします!
【1】乳児期はスキンシップを重視
赤ちゃんから、一人歩きができるようになる1歳過ぎまでの時期は、目で見る・手で触れる・耳で聞く・鼻でにおいをかぐ・口に入れて味わうなど、いわゆる五感が活発化しています。
何もかもをそのまま吸収するので、常に頭の中はフル回転!成長が著しく変化する時期でもあります。
そんな乳児期のお子さんに対しては、英語教育……というよりも、遊びの延長で、スキンシップやコミュニケーションを意識した英語を、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
一番は歌!今は幼児期向けのCDやDVDもたくさんありますが、やっぱりお母さんがそのまま歌うメロディーの方が、子どもの耳には心地よく、入り込みやすいと思います。
赤ちゃんのうちは子守唄やかぞえうた、手遊び歌などがポピュラーですね!歌に出てくる英語は簡単なので、例えば英語に馴染みの少なかった世代や、英語が苦手なママでもすぐできますよ!
【2】幼児期は『誰かと一緒に』
しっかり走れるようになるこの時期からは、公園の散歩や、身近な地域、自治体で親子参加型の子育て支援サービスなどの利用を通して、ママ友や子どもと同い年の友達も増えるため、外部とのコミュニケーションの場が多くなります。
外に目を向きはじめるこの頃に大事なことは、自分が何かをすることより、自分が誰かと一緒に何かをすることに興味を持ち始めるので、一緒にできる何かに英語をプラスしてみてください。
例えば、英語の歌にプラスして、体全体を使った踊りや体操を一緒にやってみましょう!子どもとのスキンシップも図れて、楽しく英語を取り込むことができそうですね。
【3】児童期は好奇心の範囲を観察する
小学生にあたるこの時期は、学校でも積極的に英語を取り込んでくるので、親が関わる英語教育の意味が少し変わってきます。
基本的な教育は学校にお任せするとして、ここでは親としての目線で、塾に入れるタイミングなどを見極めなければなりません。
学校や友達、テレビなど、外部からの影響を特に受けやすいこの時期は、英語に関しても、周りの子どもが塾に行っていれば行きたい!となるし、通信教育などの教材の種類も増え、自ら興味を持って習いたい!と言うかもしれません。
この時、親として見極めなければならないのは、我が子がどこまで英語に興味を持っているのか?単に周りの影響を受けた一時的なものなのか、ということ。
何がきっかけなのかを知ることで、その子の英語に対する好奇心の範囲がわかると思います。
次に大事になってくるのは、どういう英語教育を受けようか、ということです。
塾でもマンツーマンから少人数、団体で受けるもの、そして、英会話形式から学習的なものまで様々あります。また、通信教育の教材を利用したものなど自宅でできるタイプもあります。
体験学習をさせるのが手っ取り早いと思われがちですが、意外と逆効果!?その場の雰囲気に流されて、一時だけその気になる可能性があるので、要注意です。まずは焦らず、周りに流されず……が大事です!その子の性格や能力などを、親としてしっかり観察してからでも遅くはないですよ。
【おわりに】
児童期を過ぎると、もう親の出番はほとんどなくなります。もちろん、今後の進路や何か大事なことを決める時に親が関わらなくてはならないことは出てきますが、悲しいかな、お金が絡むことばかりですよね……笑
ただ少なからず、小さな時に親といた時間やしたことについては、何かしら影響を受けて育っています。もしかしたら、小さな時に遊びながら学んだ英語が、子どもの将来に活かされることだってあるのです。今しかできないことだと思って、英語を通した子どもとの触れ合いも大切にしていきましょう!
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