不完全燃焼に終わらせない!絆を深める夫婦ゲンカのルール・5つ
みなさんこんにちは、恋愛コラムニストの斉田直世です!
日々の習慣や育児、仕事やお金のこと……異なる家庭環境で育った男女が、ひとつ屋根の下で暮らし、結婚生活を続ける上では、二人で話し合わなければならない場面が必ず訪れます。ときには、ケンカごしになってしまうこともあるけれど、溜め込んでしまった挙句、大爆発を起こしてしまうよりは、問題が頭をもたげたときに、早めに話し合い、解決していくことが大切ですよね。
というわけで今回は、お互いの不満を解消し、良い方向に進むための夫婦ゲンカのルールをご紹介いたします。
【1】 勝ち負けではない
ケンカの後、「言い負かしてやったぞ」「どうだ、ぐうの音も出ないだろう」と、スッキリしていませんか? 相手を徹底的にやりこめることが、ケンカの終点ではありません。どちらか一方でも、「自分が正しく、相手が間違っている」という態度では、いつまでたっても平行線か、片方に不満が残るだけ。二人で困難な事態に直面しているわけですから、お互いが、半歩ずつ歩み寄る努力が必要です。
【2】過去の話を持ち出さない
何ヶ月、あるいは何年も前の話を持ち出して、「半年前も、こんなことがあったわよね」などと、比較してはいけません。ヒートアップしてしまうと、「そういえば、あの時も……」と、これまで溜まっていた不満が蘇ってしまうものですが、焦点を当るべきなのは、目の前の問題。それを解決するために、いま関係がある話題だけを取り上げましょう。
【3】話を遮らない
相手が話している途中に、「それはないだろう!」と口を挟んだり、「はいはい、もう分かったから」と終わらせたりしてはいけません。話し合いにおいては、「言いたいことを相手に伝えられた」という実感も大切。相手の言い分が終わるまでは、真摯に聞くことです。しかし、片方が一方的に話し続けると、相手は話を遮らざるを得なくなりますから、意見を言う間を与えることもお忘れなく。
【4】堂々めぐりなら一度クールダウン
話が堂々巡りになったり、事態が手に負えなくなってきたりしたら、30分か1時間のインターバルをとって、そのあとで冷静に話し合いましょう。そのためにも、話し合いをするときは、時間に余裕を持って、相手があなたと話し合える気分や状況であるかどうかを確認した上で始めるべきです。
【5】次の日に持ち越さない
お互い、本音をぶつけ合ったあとは、収めどころが見つからず、気まずい雰囲気になりがちですよね。そんなときに備えて、あらかじめ、「何があっても、おはようの挨拶は欠かさない」「ケンカの後は、ごめんねを言い合う」「仲直りのキスをする!」など、夫婦間でルールを設定しておくと、次の日に持ち越さずに済みますよ。
【おわりに】
ケンカ中、お互いにヒートアップしてしまうと、こういったルールは、どこかに吹っ飛んでしまうかもしれません。そうならないためにも、ルールをメモしておき、それを見ながら話す、あるいは、夫婦で共有しておくと、冷静に話し合うことが出来るかもしれませんね。ときに、夫婦ゲンカは絆を強めるうえで欠かせないもの。上手にケンカして、さらに良い関係を築いていきたいものです。
斉田直世
1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを書く一方、恋愛コラムニストとしても活躍。著書に、「0点ママの子育て迷走日記」「ちょいモテ男になる技術」「本カノになる!」(ともに幻冬舎刊)、「好かれる女、愛される女45のヒミツ」「イケメン≠モテメンの新常識」(ともにPHP研究所刊)他多数。2006年に結婚・出産し、現在一児の母。
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