共働き夫婦必見!小1の壁・小4の壁を乗り越えるコツ3つ
こんにちは。元男性アスリートで、フリーライター・カウンセラーをしている夏目玲奈です。
夫婦共働きで子育てをしている家庭にとって、小学校に上がる時に大きな壁がそびえています。ワーキングマザーにとっては大きな壁で、通称小1の壁・小4の壁と言われていますが、これを見事に克服している家庭もあります。
そこで、この小1の壁・小4の壁を乗り越えるために必要なこととは何かについて考えていきたいと思います。
【1】 仕事はどうする?
子供が小学校に上がった時に最初に直面するのが、仕事をどうするのかという問題です。小学1年生になる頃は、保育園・幼稚園に通っていた時と比べコミュニケーションは取りやすくなります。しかし、まだ一人でお留守番をするには不安も。
保育園では延長保育で19時まで預かってもらえましたが、学童保育では地域によっては最長で18時まで。また、地域によっては4年以降も預かってもらえるところもありますが、基本的には小学3年生までしか預かってもらえません。
これが共働きで子育てしている家庭が直面する小1の壁・小4の壁と言われる所以ですが、内閣府の平成25年度家族と地域における子育てに関する意識調査では、まだまだ母親が主体という回答が多いものの、母親も父親も同様に行うという回答も増えています。
学童保育は基本的に時間が短くなるので、どちらかが早く帰るようにする必要があります。この点に関しては、父親も育児に対する意識が変化しているので、今後の仕事や育児の分担について話し合っていく必要があります。
【2】 お留守番はどうする?
前述したように、学童保育は多くの地域では小学3年生まで。4年生になると、いわゆる鍵っ子になって、お留守番をしなければならない機会も増えてきます。
これが共働きの子育て世帯で小学校に通う子供を抱える家庭の壁、通称小4の壁です。一人もしくは兄弟でのお留守番は、子供であれば誰もが一度は経験しますが、4年生になっていきなりお留守番というわけにはいきません。
多くの家庭では、学童保育に頼ることのできる3年生の頃から準備しているようです。いきなり長時間のお留守番というわけにはいかないので、最初は1時間くらいから、徐々に時間を延ばしていきながら慣れさせていくことが大切です。
また、行動範囲が広がる頃には、GPSがついた子供用携帯を持たせることで、居場所を確認できるようにする工夫も必要です。中の良いお友達がいたら、その子のママと仲良くしておくことでいざというときに協力してもらえる体制を作っておくことも大切です。
【3】 夏休みはどうする?
夏休み中の行動も、共働きの子育て世帯で小学校に通う子供を持つ家庭には悩みの種です。夏休みは1か月以上、子供だけで過ごす時間帯が増えます。たとえ兄弟がいたとしても、子供だけで家の中にいる時間帯を長く続けるのは避けたいところだと思います。
ある程度は仕方ない部分はありますが、地域の子供会のイベントや民間団体や地域で行われる各種スポーツ教室やワークショップ、キャンプなどを使って生活リズムを作る工夫をすることも大切です。
これも、いきなり一人もしくは兄弟だけでというわけにもいかないので、普段の生活から少しずつ慣れさせていくことで、子供たちを中心とした集団生活のリズムを身につけさせる工夫が必要です。
【おわりに】
子育ては夫婦で行う共同作業とよく言われます。しかし、社会状況の変化で両親とも働いている世帯が増えている中、育児をしている世帯も増えている現実があります。
その中で直面するのが小1の壁・小4の壁。これを克服するには、家庭での努力だけではなく、近所の協力や地域でのイベント等様々な協力が大切。日頃から、近隣のお友達などと良好な関係を築いておくことが必要ですね。
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