共働き子育て世帯にオススメ!小学校受験/今、求められているのはこんな子ども
先日、ある私立小学校の校長先生とお目にかかる機会がありました。
そこで、「小学校受験で、今、求められているのはどんなお子さんですか?」とお聞きしたところ、ズバリ、次のような答えがかえってきました。
「自分で自分のことが出来る子ども」
その時に、校長先生が話しておられたことを以下に、まとめてみますね。
① 自立した子ども
靴は脱いだらそろえる、洋服は脱いだらたたむ、食べたものは自分で片づける・・・などの生活習慣がきちんとついている子どもが、なんといっても好まれます。小学校に入ると、体育の時間があったり、靴を上履きに履き替えたり、といろいろありますよね。自分の身の回りのことは自分で出来る子供にすることが大切、というお話でした。
② 自分で考えることが出来るこども
すべてお母さまの言う通りに動く子どもより、自分で考えて行動できる子ども。私立小学校に通うときには、一人で電車に乗ったり、バスに乗ったりしなくてはいけないかもしれません。これからの子どもは指示待ちではなく、次に何をしなくてはいけないか、自分で考えて行動できる人間に育ってほしい、ということでした。
③ きちんと挨拶の出来る子ども
おはようございます、ありがとうございます、さようなら、など、きちんと挨拶が出来るということは人と付き合う上で欠かせないことでしょう。もちろん、先生や大人の人に対する言葉使いが出来ることも・・・「うん」「そうだよ」などという言葉使いは、やはり目上の人に対する言葉としては不適切です。
④ 好奇心の旺盛な子ども
スポーツでも音楽でも読書でも、勉強以外のことに興味を持っている子ども。美術館へ行ったり、博物館にいったりすることも必要だが、そんなことをしなくても、普段の生活の中で、散歩しながら自然のことに目を向けたり、親子の会話のなかでも新しい発見をすることができますよね、というお話でした。
⑤ 知識のつめこみや先取りは必要ない
小学校受験というと、なんだかドリルを沢山やらなくてはいけない、難しいプリントを解かなくてはいけない、と思われているかもしれませんが、そういう試験をする学校は減ってきています。むしろ、集団での行動観察を重視したり、面接に重きをおく学校も増えてきました。最低限の知識は必要ですが、週に3回も塾通いなど、子どもを勉強で追い込むことは必要ありません。
⑥ 愛されている子ども
基本は、家庭ですので、親から愛されていることが大切です。家庭が心休まる場所であること、大の字にになって寝転がれる場所であること。たっぷりと愛情を注ぐこと。そのことにより、困難な状況にあっても乗り越えられる力がつくのだ、ということを理解してほしい、ということでした。
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いかがですか?
校長先生のお話を伺っていて、これは小学校受験に限ったことではなく、こういう心懸けで子育てをすることが大切なんだなあ~とつくづく思いました。
子育て中の方は、参考になさってみてくださいね。
大迫ちあき(プロフィールはこちら)
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