本当に大丈夫?子どもが大学卒業までにかかる教育費の実態
子どもが産まれると今までよりも、大変な分楽しみもふえていきますね。でも、その大変な分というところ。何でしょうか、そう教育費です!実際に教育費ってどのぐらいかかっているのでしょうか。おおよそのものではなく、ある家庭のケース(筆者)をみてみましょう。
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番外:出産時の費用がこんなに!?
筆者は妊娠初期から悪阻になり(つわりのひどいもの)入退院を繰り返し、通院回数もふえたため出産までに莫大な費用がかかりました。
妊娠中の通院・入院費 約15,000円×20回+約200,000円×4回
出産入院費 約500,000円
この中には無料の妊婦健診は含まれていません。出産後には出産育児一時金420,000円が戻ってきますが、筆者の当時は300,000円でした。
差引約1,300,000円の出費でした……。予想外の幕開けですね。
【1】保育園の費用はそんなに負担ではない!?
入園時 合計約30,000円
お昼寝ふとん・下着3組・着替え3組・お弁当用品・タオル類・上履き・運動靴
毎月の通園費は約15,000円×24か月で約360,000円なので、総額は約390,000円を支払いました。
【2】小・中学校の費用は大体同じ!?
小学校入学時 合計約160,000円
勉強机・ランドセル・学用品・体操服・ジャージ
中学校入学時 合計約150,000円
制服・体操服・ジャージ・カバン・靴
毎月の集金は給食費と教材費で、小学校時は約6,500円×11か月×6年 合計約429,000円、中学校時は約12,000円×11か月×3年 合計約396,000円となります。その他、学用品購入時と遠足時などの時に数千円の臨時出費があります。
小学校の総額は約589,000円、中学校の総額は約546,000円です。
【3】高校の費用は4,000,000円以上!?
私立高校入学時 合計約600,000円
入学金・制服・体操服・ジャージ・カバン・靴・その他学用品
上記は合格発表後1週間の間に支払ったものです。内容や期日は学校によって違いますが、相当なお金が短期間に必要になることになります。
授業料他は1年間約1,200,000円×3年となり、総額は約4,200,000円となります。その他、学用品購入時や研修・旅行時に数万円の臨時出費があります。
【4】大学の費用は年収全部かも!?
私立大学入学時 合計約310,000円
入学金・パソコン・教科書
授業料は1年間約100,000円×4年で、総額約4,310,000円となります!驚くべき数字ですね。その他の部分は、子どもがアルバイトで賄っていますが、部費やサークル代などが月に数万円かかることもあります。
【おわりに】
教育費の総額は約10,035,000円!!でしたが、いかがだったでしょうか?子ども1人ずつに教育費はかかりますので、人数がふえるほど親の負担はふえていきます。この金額に塾や習い事、部活の費用は入っていませんので、さらに負担はふえてしまうかもしれませんね。
将来は、すぐに用意できない大きな金額の出費に備えて、今から少しの金額でもコツコツと貯金を始めていかなくては間に合いませんね。
※すべての金額は地域、学校選択などによっても異なるため、あくまで参考とお考えください。
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