ついついやってる?帰宅後の共働き夫婦が無意識にしてるNG育児3つ
子供がいる共働き世帯といえば、帰宅後の短い時間にこなす食事、お風呂、寝かしつけは日常の3大仕事。親子共々ご機嫌な状態でこなすのはひと苦労です。子供と生活する中で、親のペースにのせる方法に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そんな中でついつい無意識にやっているNG育児。心当たりはありませんか?
【1】メディアに子守をさせてしまっている
「ごはんの支度している間、これ観ててね」と、携帯やタブレットで動画やゲーム、テレビの前でお気に入りのDVDを子供に観せているケース。
遊びの時間帯であれば、時間を決めて口うるさく制限しているご家庭も多いのではないでしょうか。食事の支度時間など忙しい時間帯には、ついついそのルールをないものにしてしまいます。
メディア以外にも遊べるものは身近にあるかもしれませんね。例えば捨ててもいいプリンのカップや野菜の皮などでひと遊びさせるのはいかがでしょうか?自分の周りで遊んでくれるので安心ですし、食材に興味を持つきっかけにもなりますね。多少汚すのは子供の仕事と割り切りましょう。
【2】食事前にお菓子やジュースを与える、何が何でも与えない
おなかがすくと全てが我慢できなくなる子供たち。ついつい保育園の帰りや帰宅後、食事前にお菓子を与えてしまうことがあります。一方で何が何でも与えないという方もいますよね。そうなると子供達と戦う場面も多くなります。
騒ぎ始めると両方のストレスになりますよね。後の食事に影響のないもの、例えばチーズをポンと口に入れ満足させる、また食事に代わるもの、例えば小さなおにぎりを与えるなど。子供の食欲に合わせてルールをつくってみるのはいかがでしょうか。
【3】子供が食べ終わるのを待たずに、他の家事をはじめる
早く次のことをはじめたくて、子供がごちそうさまをする前に親が席を立ってしまうこともあると思います。食卓に戻ってみると、子供が遊んでいたり、席にいなかったりということはないでしょうか?
食事時間が長引いたり、子供とのバトルが始まる原因です。
食事の時間を子供としっかり決めて、その間は一緒に座っていることが、食べ歩きの抑制、好き嫌い対策、子供の体調にかかわるサインを見つけることに役立つのではないでしょうか。また何より、その後の行動をスムーズに行えるようになるのではと思います。
【おわりに】
共働きで、家事と育児の両立をと頑張るがゆえに、ついつい自分のペースに子供をのせようとしてやっていること。実は子供の為でなく、自分の為であることも多かったりするものです。ましてや、父親と母親が実は違ったことをやっていることもしばしば。
子供にとって、父親・母親どちら片方ではOKで片方では叱られるというルールが違うことは、小さい子供には何故か判らなくてストレスにもなりますし、気分のままに行動する原因につながるのではないでしょうか。
忙しいからと大人は自分のペースでついつい簡単な解決策をとりがちです。片方だけの時の日常の過ごし方をご夫婦で一度棚卸するのもいいですね。意外な発見もあるかもしれません。
子供が少し大きくなった筆者は、今だからこそ、反省することばかりです。
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