食育生活、最初の一歩!
こんにちは!上級食育指導士の岡宏美と申します。
この度、CaSyさんのブログで食育に関する記事を書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします!
『食育ってそもそも何??』
ところで皆さん、近年よく耳にする「食育」という言葉ですが、「食育」ってそもそも何?と思う方は多くいらっしゃると思います。
実は「食育」は昔からある言葉で、明治後期頃までは「食育・体育・知育・才育・徳育」の五育として知られ、「食育」はそれらの根幹となるものでした。
生涯にわたって自身の心と体の健康をつくり、守っていける力を身につけてもらうための大切な教育です。
特に乳幼児期においては、発育や人格形成にも関わるため非常に重要といえます。
とはいえ、「食育」と聞くと、子供に何を食べさせるか、ということだけに執着してしまいがちですが、実は食育で大切なのはそれだけではありません。
『食卓の風景が変わった・・・』
皆さんにとって食卓ってどういうイメージがありますか?
私は“家族全員で今日あった出来事を話しながら、同じものを分け合っておいしく食べる”そんな、1日の中でも楽しいひと時、というイメージがあります。
しかし、最近は子供たちに食卓の風景の絵を描いてもらうと、そこには子供が1人で食事をしている風景、家族がバラバラに違うものを食べている風景・・・、そういった絵が多いそうです。
食卓というのは人間関係の始まる場所です。
家族だからって人間関係を築く必要がないわけではないですよね。
乳幼児期の食育において大切なことは、まず「一緒に食べること」なのです。
当たり前のようだけど、実は今、そんな食卓風景が減少してきているのです。
近年問題になっている子供たちから遠ざけたい6つの「こ食」というものがありますが、ここにもその現実が表れています。
6つの「こ食」
● 孤食
子供1人だけの食事
● 個食
家族が一緒でもそれぞれが自分の好きなものだけを食べる食事
● 固食
同じものばかりを食べる食事
● 少食
食欲がなく、食べることに関心がない
● 粉食
パンや麺類ばかりの食事
● 濃食
レトルト食品や外食など味の濃いものを多くとる食事
子供と一緒に食卓を囲み、会話し笑いあうことで、家族になっていくように思います。
また、子供にちゃんと食欲はあるか、好き嫌いがあるか、十分に咀嚼しているか、など様子をチェックするためにも大切です。
『食べることは五感と信頼を育てる』
さらに子供に料理の味を表現してもらうことで、脳も鍛えられ、感じる力や表現力、言葉を学ぶ場所にもなります。
授乳中や離乳食の時は、子供がちゃんと飲めていること、食べていることを十分に褒めてあげることで信頼感が築けます。
食事をすることは楽しいことだ、幸せなことだ、と実感できる食経験をたくさん子供にさせてあげること。それが食育の第一歩ではないかと思います。
食育ってなんだか大変そう、そんなイメージもあるかもしれませんが、簡単なこと、できることから少しずつ始めて習慣にしていくことで、家族全員の心と体がどんどん変わっていきます。
これからも記事を通して、皆さんと「食育」の具体的な接点をたくさんご提案できたらと思っています!
●
まとめ
・何よりも家族一緒に食卓を囲むことが基本!
・6つの「こ食」を避けながら、食卓を家族のコミュニケーションの場にしましょう!
岡宏美(プロフィールはこちら)
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