子育てママにこそ必要!習い事別・費用の目安と特徴のご紹介
「子供にはさまざまな能力を身に着けさせ、可能性を伸ばしてやりたい」と思うのが親心です。毎日のように習い事に通う幼児も、近年では少なくありません。
その一方で、費用や時間、子供の体力には限りがあります。子供にぴったりの習い事を選ぶために、習い事の種類による月謝の目安や、それぞれのメリットデメリットをご紹介します。
■子供のためになる習い事選び
早いうちからさまざまな経験をさせることで、子供の能力を伸ばしてやりたいと願う親御さんは多いようです。習い事によって子供は音感や知力、運動能力などのさまざまな力を身に着け、成長していきます。
でも、「今日はピアノ」「明日はバレエ」「その次は英語」……。そんな毎日を送り、自宅に帰るころには疲れ切っている子供は、幸せといえるでしょうか。習い事が子供にとって負担となりすぎないよう、数を絞ってやらなければなりません。内容をきちんと身に着けさせるには、子供自身が「やりたい」と望んでいることが前提です。
人気の習い事が必ずしもよいわけではなく、子供の得意な面を伸ばすものを選ぶことが大切です。また、送迎や月謝など、親の負担が大きすぎないものを選びましょう。子供が続けたいのに、親が続けさせてやれないという事態は避けたいものです。
決める前に体験やお試しを活用し、雰囲気を確かめて申し込むこと。流されて子供に合わないものを選んでしまわないよう、自分たち親子だけで参加することをおすすめします。ママ友と体験に参加するのはお勧めしません。
■習い事別・月謝の目安と特徴
○スイミング
男女問わず人気の習い事で、月謝の目安は週1回6,000円程度から、週2回8,000円程度です。全身運動ができ、呼吸器官が丈夫になることから、身体の弱い子供に習わせる親御さんも少なくありません。水着、キャップ、バッグ、バスタオルなども必要です。
○サッカー
男の子に人気の習い事で、チームスポーツなので協調性が身に着きます。クラブチームだと5,000~7,000円程度の月謝が必要ですが、地域のチームだと3,000円程度に収まることが多く、比較的安価です。遠征費やユニフォーム、シューズなどの購入代金が別途必要です。
○野球
こちらも男の子に人気の習い事で、チームワークを学ぶことができます。地域のチームに所属すれば、3,000円程度の会費でOK。やはり遠征費やユニフォーム、シューズ、バットなどの購入代金が必要です。
○武道
空手や剣道といった武道には、礼儀作法を身に着けさせ、集中力を養うといった効果が期待できます。物騒な世の中なので、護身術を身に着けさせる意味で、女の子に習わせるケースも増えています。月謝は5,000~7,000円程度で、道着や竹刀などの購入が必要です。
○バレエ
姿勢や立ち居振る舞いが美しくなり、女の子に人気です。月謝は1万円前後と比較的高価なうえに、発表会では衣装などを用意しなければならないため、別途10万円以上必要になることも。
○英会話
「国際社会に出る前に英語を身に着けさせたい」という親御さんから人気。早い段階でネイティブの英語を聞くことで、自然な発音も期待できます。大手のスクールだと月謝が1万円前後必要ですが、個人塾などだと数千円で習えるケースも少なくありません。教材の購入が別途必要なケースもあります。
■子供が楽しめることが大切
これらのほかにもピアノやそろばん、書道、体操、絵画など、習い事を上げればきりがありません。近年では理科の実験教室やプログラミング教室などの変わり種も登場しています。多くの場合は入会金が必要なので、「入会金無料キャンペーン」などをうまく活用しましょう。
子供自身が楽しんでいれば、脳の発達によい影響が期待できます。「将来役立つ」ということに囚われず、子供が楽しめる習い事を選びましょう。決まったからといって放置せず、先生とコミュニケーションを取り、教室での様子を把握しておくことも大切です。
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