新人ママさんは要注意?子どもの行動や考え方は十人十色
はじめての子育てで悩みがちな新人ママさん。ついイライラしていませんか?「なんだかうちの子は、よその子どもと行動や考え方が違う気がする……」そう思っている方も多いのではないでしょうか。子どもの個性に対する考え方を見直しませんか。
【1】なんでもできないと決めつけない
「うちの子はルールが守れない、保育園でもひとりで行動しがちで、遊びもすぐに投げだしてしまう……。あまりになにもできないので、自分の子育てが間違っているのかと、自己嫌悪になってしまいます。」(27才・教育関係)
だれにでも得意、不得意なことがあります。子どもだって同じですよね。勉強も運動もこれからまだまだ伸びる可能性がありますし、別の分野で思わぬ才能がでてくるかもしれません。できないことにイライラして、つい暴言がでたり、手をあげたりしそうになるかもしれませんが、それは絶対にNG。時期の早い遅いはその子の個性なので、気長に待ちましょう。
【2】子どもによって受け止め方が違うことを理解する
「下の子が産まれてから、悪いことをしたら上の子と同じように叱ってきたのに、反応が全然違う。兄弟で差別したくないし、どう注意したらよいのか困ってしまいます。現在は子どもの叱り方で夫と言い争いになり、夫婦喧嘩もたえません。」(29才・看護師)
ひとりめの時はなんとも思わなかったけれど、ふたりめが産まれて「子どもによって個性による違いがあることを実感した」というママの声をよく聞きます。
男の子と女の子の違いも考えられますが、要はもって生まれたその子の性格。同じ環境でも「やる・やらない」「できる・できない」がわかれます。親のやり方を押し付けるのではなく、子どもにあわせて臨機応変に対応することも必要です。
【3】よその子どもと比べることをやめる
「公園に子どもを連れて、ママ友達と話しているとき、よその子どもと自分の子どもを比べてうらやましくなることも。なんだか劣等感を感じてしまい、忙しくて余裕がないときなどは、いけないとわかっていても、ついガミガミ怒ってしまいます。」(32才・金融関係)
「隣の芝生は青く見える」という昔からのことわざにもある通り、他人のことが自分よりもよくみえてしまうことがあります。「あそこのお宅の子はこうなのに、それにひきかえうちの子は……」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、目の前にいるのは世界でひとりだけの愛しいわが子です。よその家庭と比べないよう、常に意識しましょう。
【4】子どもの個性を楽しみながら子育てを
育児書のマニュアルを参考にしても、子どもの個性は一人ひとりで違います。もし、どの子どもも同じように考え、行動したらどう思いますか?まるでロボットのようで気持ち悪いと思うでしょう。ひとりひとり、違うのが当たり前なのです。最初の子育てはどうしても不安になってしまいますが、子どもの個性を楽しんではいかがでしょうか。「うちの子は頑固で大変なときもあるけど、根性がある」「ちょっと泣き虫だけど、優しい」。毎日、ハッピーであれば、子どもと一緒に成長できます。
【おわりに】
子どもはそれぞれ個性があり、得意なことも不得意なことも違います。それが多くの母親、とりわけ新人ママさんには悩みの種になるでしょう。でも多くの場合は心配することはありません。自分の子どもができないことは、それを認める。叱るべきことは自分の感情を交えずしっかり叱る、ほめるべきことは思いっきりほめてください。一番大切なのはママの愛情と子どもが安心できる家庭なのです。
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