子育ての負担を減らそう!一人で抱え込まないための3つの方法
子供の成長とともに教育費は増える一方で、共働きを選択する家庭が増えてきています。でも、働くことと育児を両立することにはいろいろな困難が立ちはだかります。子育ての負担をちょっとだけ楽にできるヒントをご紹介します。
■工夫次第でなんとかなる、子育てと仕事の両立
子供という存在は喜びも大きい一方で、大変さもいっぱい。働きながら子育てをしていくことには、いくつもの大変さがつきまといます。でも、その大変さも工夫次第で楽になることもあるのです。
【1】自分を子供にあわせなければいけないとき
子育てをしながら仕事をする中で一番大変なことは、何事にも子供の都合にあわせなくてはいけないこと。
仕事に復帰して子供から離れる時間ができても、子供中心の生活に変わりはありません。
保育園などの送迎時間、行事で仕事を休んだりシフトを調整したりと、常に子供の事を考えて行動しなくてはいけません。
また、子供の体調次第で、急に休んだり早退することも。当然、仕事への影響は少なくありません。
<時短勤務>や、<フレックス制度>があればそれを利用する方法がありますが、各自治体にある<ファミリーサポートセンター>を使うという手もあります。
これは、子供の送迎や、放課後や急な用事のときに子供を預かってくれるなど、子育て家庭をサポートする相互援助組織です。活動内容や料金は各自治体によって異なります。
また数は少ないのですが、病児保育を実施しているところもあります。事前申し込みが必要なので、まずは各自治体に問い合わせを。
【2】役員を引き受けざるを得ないとき
保護者会やPTAなど、子供を通していろいろな「つながり」が出てきます。そこで避けられないのが「役員」。一度は何らかの役員をやるのが暗黙のルールになっているところも多いようです。
役員の仕事も、ほぼ名前だけの楽なものから、会議が毎週のようにあり週末もほとんど役員関係で潰れてしまうようなハードなものまで多種多様です。任期も1年で終わるものもあれば、何年も拘束されるものもあります。大変な役員を引き受けざるを得なくなり、フルタイムでは大変だからと一旦パートタイムに切り替え、役員終了後に改めてフルタイムに復帰した、とケースもあります。
忙しいからと断ってばかりもいられないので、引き受けるタイミングを見計らい、なるべく楽な役員を引き受けるようにすることをおすすめします。
職場がどれくらい融通が利くか、受験などにかぶらないなどどの時期に引き受けるのが一番楽かよく見極め、これならできる!というものを引き受けてみましょう。
【3】自分の時間がつくれないとき
仕事をこなしながら、家事育児をこなすだけで、1日が終わっていませんか。仕事から帰ってその日の家事をこなしたら、疲れ果てて何もする気が起きない。せっかくの休日も、普段できない家事や子供の用事などで終わってしまい、自分自身の時間が全くない……という人は多いのではないでしょうか?
仕事と家事の両立だけでも大変なのに、育児という一大事業も加われば、時間がいくらあっても足りなくなるのは当然。
まず、夫との家事・育児の分担を見直してみてはいかがでしょうか。週替わりで分担内容を変えてみれば、隔週でも自分の時間が作れるかもしれません。また、時には割り切って、思いっきり家事をサボってみるのも手です。
また、掃除をはじめとする、さまざまな家事を代行してくれる業者もあるので、たまには贅沢して、家事代行業者を利用してみてはいかがでしょうか。
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