共働きで子供を育てるために、押さえておきたい6つのこと
共働き夫婦で、家事と育児はちゃんと分担できていますか?
慣れない子育てで大変なのはお互い様……のはずなのに、気がつけばすべてママ側に任せっきりになっているケースが多いようです。共働き夫婦が二人で子育てをがんばるためのポイントをお教えします。
■ママの復帰に備え、パパが育休中にマスターしてほしいこと。
制度上では男性も育休がとれるはずですが、なかなか難しいのが現実です。またママの育休もたっぷりとれるところがある一方、3ヶ月で復帰しなければならないところもあります。どのタイミングでもママが安心して仕事復帰できるよう、パパに覚えてほしいことを挙げてみます。
【1】おむつ替え
パパの育児参加成功の有無は、おむつ替えにかかっているのではないかと思います。非イクメンの話を聞くと、大抵おむつ替えに抵抗がある人が多いからです。離乳食が始まると、大人と大差ない臭いになってきてさらに抵抗度が上がるので、臭いのきつくない新生児期からどんどん替えて慣れることをお勧めします。
【2】ほ乳瓶
仕事復帰を考えると、ほ乳瓶はマストアイテム。免疫力の弱い赤ちゃんのため、消毒・調乳・洗浄・保管と一連の流れをしっかりマスターしてほしいところです。ここを間違えると赤ちゃんがお腹を壊して大変なことになります。夜中の授乳やママ不在の時に備え、しっかりと覚えましょう。
【3】お風呂上がりのお手入れ
赤ちゃんをお風呂に入れることは、パパのお仕事としてはよくあること。ここから一歩進んで、お風呂上がりのお手入れまでできるようになりましょう。耳とお鼻の掃除、お肌のお手入れなど、お風呂上がりにやることはたくさんあります。また、赤ちゃんの健康観察の大切な機会でもあります。
この3つがマスターできれば、フルタイムで復帰したママも安心して残業ができます。
◼︎仕事復帰したら、家事育児の分担はどうする?
育休が明け、預け先も無事決まったら、家事・育児・仕事でとても忙しくなります。
無理をしすぎて倒れてしまわないためにも、夫婦で効率良く家事と育児を分担しましょう。
【4】出勤時間と帰宅時間の早さで家事の分担を分ける
家事も育児も、その日によって内容が大きく変わることはまずありません。ルーチンワークの繰り返しです。1日の流れを見て、どちらが何を担当するかを決めましょう。例えば、早く出る方が朝食を作り、早く帰る方が夕食を作る、先に出る方がゴミを捨て、後に出る方が子供を保育園に連れて行くなどです。
【5】夜中に起きる順番を決める
卒乳するまでは夜中の授乳があります。また、慣れない保育園で興奮して、夜泣きをする場合もあるでしょう。仕事で疲れている中、夜中に起きて赤ちゃんの面倒を見るのは本当に大変です。そこで起きる日を交互で決めるなどして、できるだけ負担を分けるようにしてみてはいかがでしょうか。
【6】親子行事はできるだけ夫婦揃って
必ずしも仕事が休みの日にあるとは限らない親子行事。でも、できるだけ夫婦揃って参加してください。子供の成長はあっという間です。親子行事はその成長を実感できる大切な機会。子育ては大変なことも多いけれど、嬉しいこと楽しいこともたくさんあります。その気持ちをぜひ、夫婦で共有して下さい。そうすれば、お互いに負担を分ける気持ち強く持てます。
上手に家事と育児を分担して、楽しくできるよう工夫をすること、それが共働き夫婦の子育てで大切なことです。
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